♪ニコッと時代劇　～向日葵の巻～　其の拾四♪

 

「北町奉行　遠山左衛門之丞様、御出座ーーーーー!」

奉行「うさぎ姫、その方、出店のかんくっきいを通りすがらに盗難し、
　　　店の者に多大な被害を及ぼしたこと、相違無いか?」

うさぎ姫「わらわはそのようなことはしておらぬ!
　　　　　その曲者がわらわにぶつかってきて、懐にかんくっきいを入れ込んだのじゃ!」

用心棒「待ってください、お奉行様!そ奴が私目のせいにしたのでございます!
　　　　私こそ通りがかっただけで、そんな奴は今までに見たこともありません!」

奉行「…ほほう。おぬしはうさぎ姫と会うのが初めてになるのか?」

用心棒「はい!もちろんでございます!なぜここに私がいるのか、全く理解ができませぬ!」

姫「奉行!惑わされてはいかぬぞ!こいつはうそをついておる!」

用心棒「私がうそをついているという証拠でもあるんですかい?姫様。」

姫「証拠なんて…。
　　…!
　　そうじゃ、銀さんならすべて知っておる!
　　銀さんを連れてきてたもれ!!」

用心棒「お奉行様、そんないるかいねえかわからねえ、
　　　　どこの馬の骨とも分からねぇ奴の言うことを
　　　　信用するとでも言うんですかい?
　　　　南町も奉行所も落ちぶれたもんですなぁ!わが隣町とは比べ物にならぬ!」





次回、銀さんがあの決め台詞を…☆

そして、いよいよ最終回です♪



※撮影セット再開いたしました。
　「お白州」です。
　是非遊んで行ってくださいね☆★☆





♪つづく♪