お客様のお誘いで、ある会の新年会に。

会員は
多くは商社マンＯＢとそのお友達
そしてまたそのお友達・・・
といった感じで和気あいあいと。

若輩者の私の気まぐれ参加も歓迎してくれる。

いろんな趣味のサークルみないなのがあり、
新年会はその中の「グルメ」の１行事。

一度、青山の会員制レストランでの会食に参加してから、毎回お呼びだしがかかるように。
なかなか普段行けそうにない場所が多いので楽しみではあるけど、仕事の都合で行けないことも多い。

今回は旧花街柳橋「亀清楼」で江戸前の懐石料理を。

神田川と隅田川の出会うところ、柳橋のたもとに佇む江戸前料理の老舗。
創業は安政元年。
森鴎外の「青年」や永井荷風の「牡丹の客」等、有名な文学作品にも登場する。
国技館に近い場所柄もあって古くから横綱審議会が行われている。
またオーナーが慶応大相撲部の出身とあって、場所後には横綱たちもやってくるのだとか。
（慶応大に相撲部があることも意外だったけど。）
平山郁夫画伯も常宿にしていたらしい。

窓の下を見ると、川面に屋形船が浮かんでる。
なかなか情緒のある光景。

お料理は老舗だけあってなかなかのもの。
ひとつひとつ楽しませてくれる。
たまには懐石もいいね。
心を和ませてくれる。

この会に行くと、昨今の不景気をしばし忘れてしまう。
彼ら往年の商社マンたちはよき時代に活躍していたので、
今でもそのノリで第２の人生を楽しんでいるよう。
やれゴルフだの、海外（昨年はスイス）旅行にクルージングに囲碁だの
そしてグルメ・・・
うらやましい限り。

お酒もみなさんお好きで。
お年とともに弱くなってるんだけど・・・。
どんどんすすめられて
でも酔わないので
またまたすすめられて・・・
すぐ酔える人がうらやましいｗ。

なので最近は予防策として車で直行することに。
これで失礼なく断れる、うん。
つまらなさそうな顔されるけど、「ごめんなさい」で。

帰りは皇居の周りを一周して、
どの辺に行くんだろうって、NAVIを見ながらどんどん東へ走って、
葛西の地名が見え、公園らしきものが見えてきたのでそこへ。

葛西臨海公園。
前に何回か訪れたことはある。
水上バスの発着場所にもなっていて、ここから乗ったことも。

もうすぐ夕日が沈みそう。
周りを海沿いにお散歩。

富士山も見えて最高！

うっとり見とれていたら、電話が。
「来週月～金出勤せよ。」
「了解。」

また通勤地獄だ。
がんばろう。