ひまわり畑を眺める一匹猫

招き猫

猫はただ、風に吹かれながらひまわりの花を観ていました。
まるで懐かしいぬくもりを思い出しているかのように。

格差社会の格差

仕事

KINAKOさんのブログを読んで、大変勉強になるなぁって思いました。
彼女ほど正確ではっきりとした仕事に対しての目的意識を持った方はいないなぁと。
だからこそ、プロセスにおいてもブレないし迷いも少ないんだろうなぁ。
私など庄野真代状態(迷い道くねくね~♪)であります。(年齢がバレるなぁ)

私は少しばかり特殊な仕事に携わっております。
この業種では、一時は少々有名人だった事もあったりしました。
まぁ、テレビ出演などの依頼はありませんでしたが、雑誌の取材を受けたり
当時書いていたブログのアクセス数がかなりの数字になったりですね。
しかしながら、仕事自体はそれほど収益は確保できない業種です。
まぁ、慈善事業みたいな、人助けのような内容が多かったりします。

そんなお仕事で少し名前が知れるようになると、こんな相談をする方が出てまいります。

「私も招き猫さんと同じ仕事をしたいのですが・・・」

やったらええがな。
私に止める理由はありません。
しかしですね、この仕事もいろいろと苦労があるんですよ。
人助けをしながら収入を得られる。
こんなご時勢だからもうひとつ収入源が欲しい。
簡単にお金になりそう。
どんな理由でも、始めるのは自由。
しかし、どんな仕事でもリスクは付きまとうんですよ、コレが。

KINAKOさんは私への返米でこんな事を書いてくださいました。
始める前にそのリスクを如何に想定しているか。
また、そのリスクに対してどのように対処するか。
そういったリスクマネージメントをしっかりと設定する事により
万が一失敗しても次に繋がる。
つまり敗因がはっきり出るという訳なのだよ、招き猫君。
(こんなにエラソーには書かれていません。)

なんだかですよ・・・
公共事業を減らされてブーブー言ってる連中や
私に「あんたと同じ仕事をしたい」と言っちゃう人々と
きなやんの様に仕事に真摯に向き合っている方々を比較してしまう。
現在の格差社会と言われる「格差」には、こんな意識の違いってのも存在するような
私にはそんな気がしてならない。

  • 招き猫

    招き猫

    2010/02/09 15:40:17

    きなさま
    よくいるじゃん、失敗は人の所為って人。
    私の仕事もですね、機材を売ったりシステムを売ったりする側の人間が居て
    その者たちが盛んに勧めていたりする。
    口車に乗っかって始めて、儲からなかったらやはり人の所為にするんだわ。
    まぁ、勧める側の人間はリスクは言わんから、リスクマネージメントだけは自己責任になっちゃうんだな。
    当然っちゃ当然だけどね。

    まぁさ、そのレベルの者どもときなこ大先生を比べちゃ、失礼なお話になっちゃうけど。
    申し訳・・・ m(_ _)m

  • 招き猫

    招き猫

    2010/02/09 15:32:34

    黒猫手毬さん
    スキルを上手に得られる人と、そうでない人って確かにいますよね。
    てか、むしろ私など思い切り後者のような気がします。
    頂いた名刺をすぐに仕舞ってはいけないと言うのを知ったのは、随分年齢が上がってからでしたし・・・。

    私の知り合いにもですね、依頼者に実に丁寧に接する人も居れば、フレンドリーに接する人も居ます。
    どちらもとてもうまく経営していますし、どちらも間違いではないのでしょう。
    正解はひとつではないわけですよね。
    仕事の仕方も、自分をどの位置に配置するかで大きく違ってくると思います。
    経営に向いている人も居れば、営業一筋の人も居るでしょう。
    それぞれの役割で力を発揮できれば、いい仕事になるんだと思います。

    そして黒猫手毬さんのおっしゃる、世の中のシステム。。。
    やはり資本最重視になりすぎている気がしてなりません。
    もっと夢も欲しいですよね~。
    お金を産まないシステムも人も、簡単に切り捨てられてしまう世の中って
    何だか生きにくいと思いませんか?

  • 招き猫

    招き猫

    2010/02/09 15:21:26

    アルビレオ☆さん
    やっぱ教育って難しいもんです。
    よく言われていますね。

    やって見せ、言って聞かせて、させてみせ
    褒めてやらねば人は動かず

    そんな教育の現場も、やはりひとつの「職場」に過ぎないんですね。
    人の集団心理と言うか、自分たちと違うと言う理由で認められなかったり
    集団に入れない人を蔑んだり・・・
    その中で教育されている子供もやはり、同じように集団心理を学ぶ結果となるのでしょうね。

    私の子供の頃は、個性的な先生がいたものですけど・・・
    今のように体罰絶対禁止ではありませんでしたしね。
    私など良くものさしでひっぱたかれました。
    モンペアなんて親も居るようですし、難しい時代なんでしょうねぇ。
    古き良き時代が懐かしいっす。

  • 招き猫

    招き猫

    2010/02/09 14:39:51

    さろさん
    おぉ、お子様は素晴らしいじゃありませんか。
    自分で歩く方向を決めてる。

    中にはですよ・・・
    親に「医者になれ」って言われて、医者になろうとがんばって
    それでも医者になれずに、最後には外国人女性をぶっ殺して逃げ回って
    とうとう捕まってるようなのもいますから。
    まぁ、そんな下を見ちゃいけませんけどね・・・。

    状況を判断する力を持っていれば、自分を評価する事も出来ると思うんです。
    それが出来ていれば、きっと他人の想いも理解できる。
    己を知り、人を知ればきっと、どんな事にも対応できるとおもうんですよね。。。

  • 招き猫

    招き猫

    2010/02/09 14:33:14

    西の魔女しゃん
    う~ん、あたしゃ教育の現場にいるわけじゃないので、何とも言えませんが
    確かにねぇ、個性ってのを蔑ろにされているような気がしますね。
    平均主義みたいな、事なかれ主義みたいなねぇ。

    魔女さんのお仕事ってのも、お金を払うのは親な訳ですし
    結局親を納得させれば、子供に何を学ばせたかという事は二の次になっちゃってるのかな?

    なんとなくですね、目的を達成するために手段を選ばないってのを通り越して
    手段のために目的が何だかわかんなくなっちゃってる気がする。。。

    私はですね、息子には長所を伸ばして欲しいとおもっています。
    個性を発揮し、イマジネーションの引き出しを豊富に持って欲しい。
    経営者なんぞにならなくてもいいから、彼しか持ち得ない光るものをひとつでいいから持っていてくれればと・・・。
    そんだけっす。

  • KINACO

    KINACO

    2010/02/07 16:59:57

    う〜ん、そこまで人の所為を責める元気は無いし、それに頭に来るほどの元気も暇もないのだ。
    だけど、そうだな。。。
    自分の失敗に対しては「甘かったなぁ」とその部分を謙虚に振り返る作業はするね。
    あと、想定って言うのは、ほら商売人なんかカン(儲かる、儲からない)が先に来て、
    その確信を理論つける作業をする事なんだよね。
    誰が聞いても納得するように。
    その時点で、詰めが甘いとこける。。。
    そこが反省点になるよね。。。

    人に原因を求めると、ロクなことにならないので、まぁ、自己責任だ。

  • 黒猫手毬

    黒猫手毬

    2010/02/02 22:48:36

    これについてはよく考えさせられます。

    努力もせずに社会のせいにする甘えた人間には
    腹が立ちます。
    ただ、思うのは企業が新卒を雇わなくなってきた。
    企業に勤めるとスキルというか、一応教育はしてくれるわけです。
    喋り方から、文字の書き方、接客、電話の受け答え、など、当たり前に思えて
    経験しないとスムーズにできないことばかりなんです。
    案外、大事なんですね。
    もちろん、自分の努力も必要です。
    この部分が異様に狭くなってきています。
    社会が若い人を育てず、利益優先になってきている。
    ある意味で仕方がない部分もありますが、ちょっと危ない感じがしてなりません。

    すべての人がスキルが高いわけではなく
    また、自立した精神と道を切り開いていく力があるわけではない
    これは確かなんですね。
    その人たちをどうするか。
    ここが問題。

    仕事で頑張って向かい合える人は招き猫さん
    大丈夫なんですよ。生きる力があるからね。

    わたしはそうではない人が、甘えだけで片づけられて、貧困層に落ち込んでいく
    システム社会に、少し不安を感じています。

    でも、やっぱり、甘い人間は大嫌いなんです。。
    矛盾してるんですけどね。
    甘い人間多いもんなぁ。。。

  • アルビレオ☆

    アルビレオ☆

    2010/02/01 21:58:32

    私は、学校に勤めていましたが、ちょっと前までは、各研究室付きの職員がいてお互いに助け合って学生の面倒をみていました。
    ただ、男女差別や《区別??》があったり、一生懸命学生の面倒をみている人を正当な評価はされなかったです。
    一緒懸命すればするほど、学生の立場に立って仕事をすればほど、冷やかな目で見る職員もいて...www(役職のある職員とか)

    学生数がどんどん減っていって経営が苦しくなってくると、役職の欲しい男性職員の女性に対する風当たりも強くなり、足の引っ張りあいが起こったのwww
    余裕がなくなって経営が悪化した時こそ、お互いに助け合うことが大事なのにね!
    私は中の生活から、虐めにあって仕事を辞めてしまったから、下の生活になってしまったかな?
    いまとりあえずの仕事も以前の収入の何分の1かしら?
    失業して本当に格差を感じるようになりましたが、やっぱり一生懸命出来る仕事がやりたいな~!

  • さろ

    さろ

    2010/02/01 17:39:51

    生きていく力は、どんなふうに表現されるんでしょうね?!
    お子達(中学&高校)の学習状態見てても、腑に落ちないことが多々あります。
    塾も然り…
    馬鹿な息子だけど、塾に行っても無駄だ~と行かなくなりました…
    (行かないで、自分でごそごそやりたまにあたしに聞く~受験生でし^^;)
    選択して決定出せるだけでも頼もしいと思ったほうがいいのかな…^^;
    状況を判断する力を持つ人間に!と育ててきましたが、どんなもんだか…
    猫さんが言うように、意識の差って大きいし
    それがすべてに繋がるように思います。
    だから、自分で考えられる人にあこがれますね@

    KINAKOさんのブログ、読みたくなりました!
    いってきます~^^v

  • 西の魔女

    西の魔女

    2010/02/01 14:38:14

    知恵の無い教育が蔓延しているから
    自ら知恵を働かせる者は突出するけど、才覚の無いものは何も得られないんです。

    今更、扱いやすい人間作ってどうするんでしょう?
    この国の未来が無くなるだけじゃないですか?

    2週間ほど前から勤めだした某塾でも
    作業効率だけ優先される環境で、子供達は成長を拒否しています。

    今、育てなきゃならないのは想像力。
    先が読めない状態では生産性は期待できません。創造力も無くなるよね。
    人の気持ちが想像できなきゃ、心は通じないよね。

    想像力の芽を摘む、夢の無い社会を大人が率先して作っちゃいけないですよね。

  • 招き猫

    招き猫

    2010/01/31 11:55:49

    ジョーさん
    私はある意味格差社会ってのもアリだと思うんです。
    例えばですね
    「こんなに努力をしているのに・・・」
    って言う人がいるじゃないですか。
    しかし、その努力が間違ったものであるのなら、どんなに努力しても報われないのも致しかたないかと。

    う~ん、バブル前は一億総中流階級などと言われていましたね。
    ようするに、住んでいる家だけ立派になって、住んでいる人間は一緒だったわけですよ。
    だからバブルに踊らされちゃう。
    私の希望はですね、人はもっと別の価値観を持って生きれないものかって事なんすよ。
    まぁ、それを言うとまたきなやんに怒られちゃうんでやんすけど。。。

  • ジョー

    ジョー

    2010/01/31 10:04:41

    そうだと思います^^

    新社会人を見てもその通り・・・
    俺はしがないサラリーマンですが?
    そう思います。

    近頃の若いもんは~なんて言うと年寄りみたいですが~
    所謂、上下の差が激しくなっています・・・。
    意識的にも、結果的にも・・・。
    また・・・その分布も・・・
    我々のころ?は中間層が多くて上1中7下2位のイメージでしたが
    今は上2中3下5位のイメージですね~(偉そうですが^^;)
    意識の違いが・・・大きいみたいです。

    KINACOさん・・・あそこのブログ・・・楽しいですよね~
    そうして・・・考えさせられます^^