ロシアン・ゲーム
案の定、船長の二人が逮捕される模様。容疑はなんとか規則違反、つまり位置管理システムの電源を故意に切ったということだ。
最初銃撃が明らかになったときに、高橋知事は「なにがあっても銃撃は許されるものではない」の趣旨を述べた。その考え方は理解できる。
豊かな漁場を目前にして、少しでも漁獲高を上げたい漁民の気持ちもわかるつもりだ。
だが規則は規則。国と国との決めごと。
そこに領土問題が絡む。
前の戦争で失ったのは”そこではないだろう?”。”そこは前から日本だろう?”。
日本の言い分。
もちろん向こうだって。
昨日のニュースで、ロシアは低迷する自国の自動車産業に日産・ルノー連合の優れた技術力と価格競争力を取り入れるために、日本に秋波を送っているという。
昨年末に放映された「坂の上の雲」では日露戦争の前夜が描かれていた。
今は首相の御曹司がかの地で客員講師を務めている。
なんか人間ってグチャグチャで、だからこそ面白いし、悲劇も生まれうる。