さあ、刻一刻と迫ってきたジャンプノーマルヒル決勝。

昨日の予選では、日本人選手全員が決勝進出を決めてくれました。

決勝は５０名で１回目のジャンプを行い、上位３０名が２回目に進むワールドカップ方式で行われます。

金メダル候補は、ワールドカップランキングで首位争いを演じている、スイスのアマン選手とオーストリアのシュリーレンツァウアー選手。

アマン選手は２００２年ソルトレイクシティオリンピックでＮＨ，ＬＨの金メダリストです。当時はほぼ無名で、ワールドカップでの優勝実績もない伏兵的存在でした。今季はワールドカップ５勝で現在ランキングトップです。

シュリーレンツァウアー選手は、昨シーズンのワールドカップチャンピオン。今季８勝でランキング２位。彼は生まれつき片耳にハンデを持っています。聴覚はバランスをとるのには重要ですが、彼はそれでも大ジャンプを連発しています。昨日のトライアルでは１０７ｍを飛びました。


それに、ノーマルヒルが得意のポーランド・マリシュ選手。今季復帰した、フィンランド・アホネン選手。ジャンプ王国オーストリアの、モルゲンシュテルン選手、コフラー選手、ロイツル選手。

上記選手が激しいメダル争いを演じそうです。

日本勢は正直厳しそうですが、ラージヒル、団体戦への弾みをつけるジャンプをしてもらいたいです。