ぷ〜さんのおしゃべり部屋

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読書日記やニコ生活の感想などを勝手に書いています。

司馬遼太郎『最後の将軍 徳川慶喜』

日記

ようやく読了。
なぜこんなにかかったのか。
風邪の合間の暇つぶしに読んだ。
併読中の閉鎖病棟は自分んが病気ではちょっとね。

で、どうも、司馬遼が描く慶喜が変な人なのよね。
え〜〜〜、って感じで。
幕末のこの気の人物評伝の本は、だいたい誰かに肩入れした英雄系ですよね。
竜馬、海舟、新撰組、松平容保、西郷、まだまだあるが・・・

なのに、時代に翻弄された最後の将軍が・・・これ?
傑物なのに、奇矯。
誰にもわかってもらえない?
なのに悲壮感がない。
その悲劇性にこちらの感情がついていけない。
私だけか?

男性陣に支持される司馬遼です、誰か解説を!

私としては ☆ かな。