kazeまかせ…

はねうま

笑って砕けろ!

カガミ

小説/詩

ありのままに、原寸大に、映すもの。

ものを左右反転させて映すガラス板。


鏡で、自分をじっくりと、

でも、客観的に見てみる。


こんなことは、めったにしない。

歯磨きのときや身だしなみ程度に、

チラ見するだけ。


なぜか、違う自分が、そこに居た。

かわったのか、そう見えるのか、わからない。

不思議な感覚・・・


お前は、誰?

声を掛けてみる。

もちろん、返事は、ない。

虚しく、辺りに自分の声が、響く・・・


自分に、自問自答してみる。

今のままで、いいのか?


答えは、ない。


無言の自分が、そこに映っている。

左右反転のまま。

それだけのこと・・・


夏の終わりの夕暮れにて。


#日記広場:小説/詩

  • RUMI

    RUMI

    2008/09/01 21:04:05

    まだ、そう長くない期間ですが、日々読んでて
    どこか、考えさせられます。
    素敵なものを持ってる人だなあと♪
    今週いっぱいで、終わりか。。。
    その間てきと~によろしくです^^