ディック・フランシスお亡くなりに……
元英国推理作家協会会長でもあったディック・フランシスが亡くなりました。
英国推理作家協会といえば、アガサ・クリスティ。
その後を継ぐ巨匠ともいえる方でした。
まだ読んだことがない人にすすめたいのは「利腕」。
翻訳者の菊地さんの文体は、
骨太で、堅い感触なので、活字を読み慣れない人には辛いかも。
でも一度ハマルと抜け出せない心地良さ。
その菊地さんが亡くなって、もうフランシスの本はよめないんだと思っていたのに、
後を継いでくださった方があって、ぁぁよかった、また読める、そう思って
ご本人が亡くなるとは思いませんでした。
新しい出会いがあれば
悲しい別れもあるとわかってはいるけれど
いまはただ、そっと偲んでいようと思います。
早川文庫、緑の背表紙
「利腕」「興奮」他著作多数「競馬シリーズ」として収録
エリザベス女王所有の馬の騎手として活躍、引退後作家になった方
たまに駄作もあるけど、8割が8点~10点。
ストイックな男を書かせたら天下一品な方でした……。
MAINE
2010/02/16 20:04:00
>Luciferさま⌒✿
機会があればぜひぜひどうぞ⌒✿
MAINE
2010/02/16 19:58:25
>annaさま
本当です。いつまでもお元気で、筆も衰えず……なんて勝手に思っていました。
何度読んでも耐えられる小説(それも推理小説)はそうそう書けるものではありませんし
それを何冊も書ける人はそう多くはありません。
彼は稀有な作家でした。
Lucifer
2010/02/15 23:16:21
んー・・・知らんです><;
機会があれば読んでみたいと思います
anna
2010/02/15 21:14:26
本当に今日のニュースで聞いて、ショックでした(T_T)
ご高齢ではあったけど、毎年一冊が数年に一冊になってはいたけど
まだ読ませて頂きたかったなぁ…と思います
彼の描く主人公たちは私にとって理想の男性像❤
英国人らしく、シニカルなところも魅力的でした
フランシスが残してくれたシリーズ作品を
これからも何度も何度も読み返して行こうと思ってます