無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

小説第8話

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第8話『再会の知らせ』

エルフ「…というわけなんだそうだ…」
イオル「本当なのか?…」
エルフ「俺に聞くな!本人に聞け!!」
エミリー「そうだよ!たとえエルフがパートナーでも頼りきりは良くないよ!それに比べて私と来たら…」
エルフ「変な方向に持ち込むな!」
イオル「いやぁ…な?私はアルバというあやつとは…その…相性が合わんというかな…んというか…」
エルフ「っでもよぉ…俺は人の本心を見抜く力ないぜ?」
イオル「…待て…あいつが人だというのか?…獣の匂いしかやつからは…」
エルフ「あ、あいつが人じゃないだと!?」
イオル「ば、ばか!声が大きいわ!」

一方屋内で眠っているアルバは
アルバ(…うぅ…やはり…私のことについて分かっていたか…うぅ…し、しかし…何を話しているかよく聞こえないなぁ…)

それから、エルフたちが中へ入ってきた。
イオル「…聞こえるか?」
アルバ「あぁ…少しだけだが…」
イオル「お前は人ではなく獣であるな?」
アルバ「あぁ…エルフ、エミリー今まで騙していてすまない。」
エルフ&エミリー「いいんだよ…」
イオル「それでなんだが…お前は…その本当にその黒尽くめの男に襲われたのか?」
アルバ「あぁ…数人で襲ってきやがった…でも俺の力なら傷だけは…」
イオル「やめておけ・・・お前の身が持たなくなる」
アルバ「気にかけてくれるのか?」
イオル「気にかけてるわけではなくただ、気になるだけだその黒尽くめの男たちがな。」
エルフ「全く、素直じゃねえなぁ、根は優しいやつだ、信じてやれアルバ」
アルバ「あぁ」
イオル「ではな」
エミリー「どこへ行くの?」
イオル「仲間のためだ。なぁに、心配はいらん、私には神秘の守りがあるはずだからな。」
エルフ「はずっておい…」
アルバ「こういうときこそ信じるんだろ、仲間ってのは。」
エルフ「あぁ」

そして、
イオル「とは言ったものの、どこを当たろうか。」

???「ヴォルファンの兄貴、どうしやす、獣が一匹…」
ヴォル「放っておけ、必要なのは我が弟、エルフ…ふっ…俺のところまで来るがいい。いずれお前は俺を見て失望するだろう。しかし、それでも伝説を追うのなら…」
???「兄貴、ネタばれだめっすよ」
ヴォル「あ、すまんすまん。」

第8話
~完~


今日の名言
『世界が先にあったのか、君が先にいたのか。そんなこと誰にも分からない。ただ、世界は君の一部だという事だけが言える。』

最近この小説〝…〟が多くなったな。
しかもそんなに話進んでないし。
あ、あと名言の意味はまぁ多分、
≪失敗もまた君、君の世界だという事≫
じゃないかなぁ。
作った本人がわからないんだから。君たちが分かるはずもないし、分からなくてもいい。
以上!