なんかふと思い出したのだけれど、

中学３年の終わりくらいの頃、係の人が壁新聞のためのアンケートをクラス中に配った。

クラスの○○な人ランキング、とかいうような内容だったと思う。

その頃から友達も少なく、意図して目立たないように生きていた私は、

クラスメイトのことなんかロクに知らねえよとほぼ空白で提出して、それきり忘れていた。

しばらくして、たまたま壁新聞の掲示してある廊下を通りかかった。

暇だったのでざっと目を通して面白そうな記事を探した。

すると目の端に引っ掛かった、自分の名前。

慌てて確認する。自分のクラスの新聞だった。

「将来お金持ちになってそうな人」第一位　きよ（仮）。

間違いなく自分の名前であり、同姓同名はクラスはおろか学校内にも存在しない。

どうせ自分はクラスメイトには印象薄いんだろうなと思っていたけど、

まさか貯め込んでいそうだと思われていたとは。

何かケチくさいと思われるようなことしたっけな？

そんな思い出。



ちなみに突発的に衝動買いする癖があるので、金は溜まらない性質だ。

ついでに今ニート状態だし、なりたい職業は安定とは程遠いので、

少なくとも次のクラス会までにお金持ちになることはまず無理。

色々と期待を裏切って申し訳ない。

まあクラス会なんて儲かってても出る気はないが。