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　交通事故の多い道路をバスで巡る“事故防止ツアー”が２５日、川崎市中原区で行われた。中原署が地域の高齢者を対象に路線バスの車両を借り切った初の企画で、ガイドは女性警察官。名所名跡の代わりに「信号を守り、横断歩道を使う基本を守ってください」などと“案内”し、注意を呼び掛けていた。　

　「この通りで死亡事故がありました」

　バスが出発してまもなく、車内で交通課の小山亜矢警部補が事故現場近くで説明。参加した高齢者や区関係者ら計四十人は、真剣な表情で車窓を眺めていた。

　一風変わったバスツアーは、東急バスの協力で中原署が企画。中原区内では昨年、高齢者が絡む事故が前年比三十三件増の百三十六件あり、今年に入ってからも十三件と続いている。

　今月十一日には、同区上平間で男性（６１）が横断歩道のない市道を横切り、ワゴン車にはねられて死亡。近くでは三年前にも高齢者の死亡事故があったことから、同署では今回、上平間地区の高齢者に参加を呼び掛けた。

　ツアーは、上平間の集合場所を出発し、南武沿線道路や尻手黒川道路など、区内の交通事故の約五割が起こる幹線道路を巡る約十キロのコース。

　ガイド役の小山警部補は基本的な交通ルールに加え、区内では自転車の利用者が多いだけに「自転車も車の仲間。自分と周りの人の安全を確認して乗ってください」など自転車の安全運転の方法を伝授。

　参加した上平間第一町内会の遠藤栄一会長（７４）は南武沿線道路を走るバスの車窓から「交差点で、街路樹が歩行者信号を覆って見えにくい場所があった」と危険な場所を確認。「町会の定例会や町会の新聞などで、他の会員にも広め、事故防止に努めたい」と話していた。



事故防止ツアー　ガイドは警察官　バスで案内
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100226/CK2010022602000078.html
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川崎市中原区に住んでるんですが南武沿線道路は危ないですねぇ。
特に武蔵新城を越えたあたりから道幅狭くなるし、変な車線あるし・・・。

みなさん事故には注意しましょう！

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