COME HOME

ヨネ

日日是悪日

「寒月の想い人」

小説/詩

ふ と見上げた夜空には
あたりまえのように月が浮かんでいた。
寒月は高くあり ますます手は届かなくなるばかり。
夏より遠のいた姿は 別れたその人を思わせた。

凛と 冷たく存在し
憧憬の対象だった人。
さようならを告げたわたしの憧れ。
高みまで昇りつめた冷たい微笑は
十二分にまで白く輝いていた。

追憶の彼方の人。
閉じた瞼の上に描いた半永久的な美を消し去れば
あなたの分身は雲に隠されていた。

  • ヨネ

    ヨネ

    2010/03/06 22:53:59

    お姉>

    ありがとー^^
    ほめて伸びる子なので嬉しいです♪

    鏡音リン@初心者さん>

    素敵な返詩と感想、ありがとうございます。
    胸に響いてもらえて光栄です。

  • 鏡音リン@初心者

    鏡音リン@初心者

    2010/03/06 13:52:24

    月のように遠く幽かな
    だけれども確かに
    私の中に存在するあなた

    もはや想いは届かず
    雲に隠されても

    確かに存在するあなた


    切なく零れる想いが
    ひらりとリンの胸にまで
    届きました。

  • ✙美月✙

    ✙美月✙

    2010/03/04 22:49:27

    おおお、、、素敵だねーー。。^^b