無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

新小説第7話前編

自作小説

新小説プロジェクト(?)第1作品『気分は雨時々曇り後晴れ―非日常の世迷言―』
第7話
『秘密の転校生』
前編

謎の転校生とは学園モノとかでは良くあることだな。
だが、まんまと騙されてしまったのには誠に遺憾だ。
ったく、観察が出来ると思えばコレだ。
?「校長代理、動かないでください、貴方はココにいる義務がありますので。」
月「く、黒羽君、少しぐらいはいいだろ?」
黒羽「ダメです、ここにいなければ貴方はきっと一人の生徒をひいきしてしまう恐れがありますので」
月「トイレもダメなのかい?」
黒羽「見え透いた嘘はおやめください」
月「くぅ…」
黒羽「それでは、私は用事がありますので」
月「転校生ねぇ…」
全くだ…。

飛花里「ちょっと、聞いてますの?眸さん」
眸「うん、ビックリだよね、今頃転校生なんて」
諒子「そうだよねぇ、それに女の子みたいな男の子だしねぇ」
すると、向こうから諒子が活動しているクラブ、陸上部の先輩が来た、名前は
有馬 等々力(ありま とどろき)。
等々力「やぁ、諒子君それにみんな、どうしたんだい?なにやら盛り上がっているようだけど…」
飛花里「実は、うちのクラスに転校生が。」
諒子「その子、綾津路 優岐(あやつじ ゆき)って言う男の子でね」
等々力「知っているよ、女の子みたいな顔をした子だろ?」
眸「なぜ知っているんですか?」
等々力「実は昨日、校長代理に頼まれてね、図書室に行ったんだ。すると、そこに彼がいたってわけさ。」
眸「やっぱり、月夜…校長代理が関わっているんですね。」
等々力「何のことだい?」
飛花里「行きましょう、眸さん!」
眸「うん」
等々力「あ、待ちたまえ!話が…」
諒子「私でよければ聞きますよ?」
等々力「実は…うちのクラスにも転校生がね」
諒子「ほぇ~」
等々力「実はその子の名前が引っ掛かってね」
諒子「なんて名前なんですか?」
等々力「…鉦鏡 月灯(かねかがみ つきひ)」
諒子「鉦鏡って、月夜さんと同じ…」
等々力「だから、引きとめようとしたんだけどね…」

続く

今日の名言
『あきらめられる夢を夢とは言わない』

以上!