2月25日(木）午前のこと。

この日はオフ日。オフでも雑用がちょっとあり、仕事場へ出かける。ついで母を銀行まで送り、雑用を片付け、友人と合流して遊びに出かけようとしていた。

さあ、出かけようかとそのとき携帯に父から電話がある。

○×病院へ急いで来い・・・おかあさんが　交通事故で救急搬送されたらしい

頭の中か真っ白になった。友人にあやまり急いで病院へ駆けつける。救急搬送口でおまわりさんが一人、待っていてくれた。

高度救急なる部署の前で父が私を待っていた。母の意識はあるらしい。意識ありときいて少し安堵。でも骨折が3箇所もあるとのこと。

とにかく検査・処置待ちで母にはまだ会えない。

状況は母が無謀にも横断歩道のないところを渡ろうとしたところ車にはねられたらしい。

時間が長い。あのとき、銀行で下ろして待っていればよかった・・・と自分を責めた。また、父も同じく、自分が送り迎えすればよかったと二人で後悔・・・あとの祭り。

ようやく検査も終わり、お医者さんが母の状態を話してくれた。

右鎖骨骨折、右肋骨4本骨折、骨盤骨折～3箇所、右ヒ骨骨折と4箇所の骨折。

肝臓損傷～肝臓内に出血巣、腹部に小さな異常なガス像。

他　頭部に大きな問題はないようだ。

骨折はともかく、今は腹部の問題。肝臓の出血巣はさいわい大きくなく、肝臓の皮膜も破れていないため経過をみてよさそうだ。腹部の小さな異常なガス像は消化管穿孔の疑い。ただ像は小さいためこちらも経過観察だ。場所的に胃である可能性が高いが、腸管であれば腹膜炎に移行するかもしれない。

骨盤骨折もあるがいまのところ大きな出血は腹部にみられない。

状態も今は安定しているので夕方再度ＣＴ検査を行うとのことだ。

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