ゆか

小生物語

小説/詩

『小生物語』という乙一氏の本を読んだ。

小生なんて、まるで仙人のようだと思って読み始めたのだが、
なんてことはない、単に「おいらの日記」という意味だった。


しかしこれが、何とも面白い。

ただの日記ではなく、限りなく想像と妄想の世界の日記である。


乙一氏は自身を変人ではないと主張しているが、
こんな妄想をくりひろげている時点でかなりの変人である。
もちろん好い意味でw


とにかくお勧めだ。特に20代後半の人であれば、あぁそんなこと流行ったなぁ~
なんて感慨深くなること間違いなしである。


読んでみるとプラス思考の変人になれそうである。