無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

小説第10話

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第10話『拒むモノ達』

???「全支部に告ぐ、早急にプロジェクトを実行せよ」
??「全国民が知ったら反乱が起こりかねませんよ。」
???「コレが我等の政策なのだ、誰だろうと拒めはしないよ」
??「果たしてどうだろうかね…」
???「もしそうなれば彼らの出番じゃないか」
??「全くですな、はっはっは」

?「ヴォルファンの兄貴、どうしやす?やつら行動に出ちまったようですけど。」
ヴォル「ふ、やつら俺たちのことを悪役に仕立て上げるつもりらしいな…しかし、バルバトロス、ココは様子を見ておこう。」
バル「本当にいいんですか?」
ヴァル「あぁきっとな」

アル「あ、アレは…アレは一体なんだ?!フロウト、お前なら知ってるんじゃないのか!?」
フロ「し、知りませんよ!!」
エルフ「じゃあ一体・・・」
イオル「こいつは…機神?なぜ…まさかすでに完成していたのか?」
エミリー「どういうことよ!?」
アルバ「機械で出来た神だ。ある組織で機密に作り上げていたんだ。」
イオル「確か組織の名前は…」
ブロル「その組織の名はダークネスアンパイアーだ!」
イオル「ブロル!?」
エルフ「誰なんだよ?」
ブロル「自己紹介は後だ!それよりもこいつらを何とかせねばならん!!行くぜ相棒!」
テトス「テトス様と呼べと言ったであろうに!」
エルフ「んじゃ俺達も…ってあれ?イオル?」
イオル「ぐおおおおおおおお!」
フロ「アルさん、構えてください、敵であることは間違いありませんから」
アル「あったりめーだ!!」
エミリー「ちょ、ちょっとぉ待ってよダーーリーン」
アルバ「ちっ」
機神「ガグワアアアアアアア。」
アルバ「何を言っている?」
テトス「全て理解することは困難だが、拒むと言っている。しかしまだ、わからない所が多々ある。」
幹部「我々は、伝説なんぞが世界の創造を表しているとは思えないモノ達の集まりだ」
イオル「そんな風に思うのは勝手だ、しかし、何も関係ない者達を巻き込む必要はないはずだ」
幹部「そういうわけにもいかないのだよ、やれ機神バーシエル!」
バーシエル「…〝我は拒む、世界を拒む。誰だ、このような世界にしたのは―――〟」
イオル「エルフ!力を貸せ!!」
エルフ「おうよ!イオル!!」
エミリー「何?」
2人の姿が光によって隠されたと思えばエルフは騎士の姿になり、イオルはソードになった。
イオル「久しい姿だ」
エルフ「そうだな、ゴレムを倒す時以来だってあれ?あれなんだ?」
エミリー「ちょ、ちょっと、機神を止めようとしてるんじゃないのあのゴレム」
ゴレム「グオオオオオオ」
機神「ガグワアアアアア」
お互いがお互いの体を押し合っている
ゴレム「グオオオオオ」
すると、ゴレムが機神に頭突きをした。
イオル「ちょうどいい、ゴレムごと機神を破壊しよう」
エルフ「おい、ゴレムは俺達を守ろうとしてんだぞ」
エミリー「そうよ」
ブロル「それは我々人間から見ての考えだろう」
テトス「私達はただ伝説を伝えるためならなんでもする」
アルバ「それにゴレムには仲間意識なんぞないし、そんな意識されても困るはずだ。」
アル「俺達は人間、ゴレムと分かり合えるわけねえんだよ」
フロ「残念ですけど…」
エルフ「くそぉーーーーーーー!!!」
イオル(やはり似ている…アメリと…そして……イアルにも…)
一筋の光が渡り、ゴレムと機神を切り裂いた
幹部「くそったれ、くそったれぇぇぇぇぇぇ!!」
アル「あ、くそ、待ちやがれ!!」
フロ「でもでも、なんかゴレムと機神が伝説に出てくる野獣と神に見えちゃいましたよぉ」
イオル「こうしてはいられない、さっさと伝説を追求しなければ。」

第10話
~完~

今日の名言
『分からないから知りたがる、知ってるから分かりたくなる、そういうものさ知性とは。』

以上!