無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

小説第11話

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第11話『砂の魔人』

エルフ「テトロンの町はもう全部見たよな」
イオル「最終的にはグランパシファールに着かなければいけないしの、早くに出たほうがいいな」
フロ「アルさん、私初めて町を出るんで、ちょっと怖いです。」
アル「まぁ大丈夫だろう…」
アルバ「馬車の準備は出来たぞ、早く乗れ」
エミリー「よかったぁ、歩きじゃなくてー」
イオル「ブロルたちは来ないのか?」
ブロル「俺達は別ルートでグランパシファールに向かう」
テトス「お互い頑張ろうじゃないか」

イオル「もっと早くしろ!」
アルバ「これ以上早くはならない」
イオル「何かがこちらに向かってくる」
アルバ「何かしゃべっていないのか?」
イオル「砂を被ってる、何を言ってるかすら聞こえない」
エルフ「ちょっと待て…何か聞こえる…」
アルバ「何が聞こえるって?」
エルフ「…同じだ…」
アルバ「何がだ?」
エルフ「そういってるんだよ」
イオル「とにかく止めろ、おろせ」
アルバ「わかった、止まるんだ」
ヒヒーン
???「同じだ…」
エルフ「何が同じなんだ?」
???「…お前と私は人とは違う」
エルフ「何が言いたい?」
???「私は、砂を操り砂に従う者、サンデス。」
イオル「砂の魔人と言ったところか」
エミリー「魔人ってあの伝説的に有名な七魔人のこと!?」
サンデス「ところで、あなた達はどこへ向かっているのですか?」
エルフ「最終的には首都のグランパシファールだけど」
サンデス「やはり伝説を追っているのですね」
エルフ「何か知ってるのか?」
サンデス「七魔人は伝説を知る事を許されていますから。」
イオル「知らなかったなそんなことは」
サンデス「私も一緒に行きましょう、話をするべきでしょうから」
アルバ「とにかく馬を走らせよう」
サンデス「私が道を教えようついてきてください。」
サンデスについていき、一行は小都市ドランバについた。

第11話
~完~

今日の戯言
『私は信じますよ、とことん信じます。だって好きなんですもんっ!キャッやっぱり恥ずかしいや…ダメダメ、魔王なんだからしっかりしなくちゃ』

以上!
アル「おいフロウト、何やってる?」
フロ「えっ?あぁいや、なんでもないですよぉ」
アル「全く、あんまり心配させんなよ」
フロ「う、嬉しいこと言ってくれるじゃないですかぁ」
アル「ば、バカ野郎!別にそういう意味じゃねえよ、俺はただお前に立派な魔王になって俺ともう一度戦って欲しいだけだ」
フロ「戦いたくありません」
アル「あぁ?何か言ったか」
フロ「いいえ、別に」
以上!!