無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

新小説第11話前編

自作小説

新小説プロジェクト(?)第1作品『気分は雨時々曇り後晴れ―非日常の世迷言―』
第11話
『自ラヘノ問ィ』
前編

月「この話を聞いてどう思うかは自由だ。しかし、私達が君達の目の前にもう一度現れるかは君達の答えにかかっている。」
飛花里「どういうことですの?」
瑠奈「つまり、私達の事信じ続けてくれるか?ってことよ」
眸「信じる…か…」
月「私たちのことを信じ続けてくれるかい?」

月夜のあの悲しげな表情での問いかけによって私達は悩まされた。
飛花里「どうしましょうか…」
眸「どうするって信じるしかないでしょ…」
等々力「そんな簡単にはできないだろ、今までいないものだと思っていたものを信じるなんて」
諒子「飛花里ちゃーん、眸ちゃーんやっほーーー」
眸「はぁ…」
諒子「眸ちゃんはどうしたいの?」
眸「どうしたいっていうか」
諒子「信じてあげたいんでしょ?」
飛花里「貴方は何も知らないからそんな事をいえるんですの!」
諒子「何も知らない事はないよ」
眸「え…」
諒子「ずっと前に一度あってるんだ私も月夜ってあの男と…今思い出した」
優岐「皆さんには言ってなかったんですか?」
諒子「忘れてた!」
優岐「さすがは諒子さん…」
諒子「とにかく、ずっと前に出会ってるんだ…私が小さいころ、風邪を引いて、そこにあいつが現れたの。」
優岐「じゃあわ…俺は用事があるんで」
諒子「あいつは…そのときはとても小さかった。私と同じぐらいだった。」
眸「…そんな過去が…」
飛花里「あの話の続きみたいなものですのね」
諒子「あいつは私の看病をしてくれてた。度々こういってた、君と僕の間には一体何があるんだろうね?って」
月灯「ふん、小娘が一体何を言い出すのかしら、あんたらなんかに信じてもらわなくてもかまわないんだから」
黒羽「死神がここにいるんですから、神を信じても良いでしょうに」
月灯「神々と死神と一緒にしないでくれる?」
黒羽「しかし、同じ神の領域の者同士」
月「そこまでだ」
影夜「なぁ、眸ちゃん、飛花里ちゃん、ちょっとこっちに」
眸「はい」
飛花里「何ですの?」
狐鞠「いたいた、探していたぞ」
闇白「話がある」
無屡「少なくとも楽しくはないけど」
眸「どこにいくんですか?」
影夜「ついて来て…」

続く

今日の名言
『何があるのだろうか、我々の間に。愛なのか憎しみなのか。』

以上!