無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

小説第12話前編

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第12話『争いの記憶』
前編

サンデス「部屋を用意してくれてありがとうな」
バンバ「まさかお前が来るとは思ってもいなかったが驚いたよ急な事もあってな」
イオル「申し訳ない」
バンバ「伝説の話をするためには静かで誰にも聞かれない部屋が必要だろうからな」
サンデス「今日は話さずとも明日には必ず話せねばならぬしな」

カンナ「らーんらんららーん♪ふふっお父様ぁ、お背中流しましょうかぁ?」
エルフ「え?」
ガラガラッ
カンナ「あ、あ、うぅ…きゃああああああああああああああ!」
エルフ「ちょ…」
カンナ「この、へんたぁいーーーー!!」
ドカーン
エルフ「へ、へ、へっくしゅん!」
カンナ「ふん!」
エルフ「な、なんだったんだ?くしゅん」

バンバ「やぁカンナ」
カンナ「お父様!誰です?あの人は!?わ、私はあの人のは、裸を見てしまいましたぁ」
サンデス「彼は私の友人のエルフ君だ、と言ってもさっき出会ったばっかりだけどね」
カンナ「あ、サンデスおじ様いらっしゃったんですか?」
サンデス「また可愛くなったんじゃないか?カンナちゃん」
カンナ「まぁ、相変わらず上手ですね」
エミリー「本当に七魔人なの?」
バンバ「あぁこいつは列記とした七魔人だよ」
エルフ「おっちゃんおっちゃーーーん!」
バンバ「なんだなんだ騒がしいな」
エルフ「い、今さっき変な女が現れて俺に水をぶっ掛けていきやがった!」
バンバ「カンナか、カンナ、だめじゃないかぁ」
カンナ「だ、だっててっきりお父様が入ってると思っていたのでついびっくりして…」
エルフ「あぁ、お前かぁゆるさねぇぞ!」
カンナ「ちょ、なんでよぉ」
エルフ「あ、こら、逃げるなぁ!」
カンナ「だ、だって追いかけて来るんだもん、そんな格好で…あぁもう!水よ、私の思いを流して!」
エルフ「う、うわぁ!」
バンバ「こ、こらこらぁ」
カンナ?「相手が悪かったわねアメリのぼうや」
エルフ「す、姿が変わった?」
カンナ?「あぁ、私はカンナのもう一つの姿、水の魔人、アクアリスよ」
エミリー「じゃあカンナも七魔人なの?」
アクア「えぇそうよだけどまだ見習いという位置づけよ」
サンデス「カンナちゃんはまだ魔人の力を使いこなせちゃいないんだよ」
アクア「明日なんて言ってられないねさっさと話を済ませちまおうよ」
エルフ「つまり今日中に終わらせようと?」
バンバ「しかしだな」
アクア「しかしも糞もないよ、明日に回しちまったら盗聴器でもしかけられっかもしんないだろ」
サンデス「魔人が2人いる間に話を済ませたいしね」
エルフ「よし!じゃあ話をしてくれ!」
アクア「そんな格好じゃ風邪引くよ」
エルフ「あっ、あ、はははははは」

エルフ「着替えてきたぞ、早く話をしてくれ」
ノーブ「どうも、それにしても沢山いますねぇ」
バンバ「ノーブ、では部屋の準備をしろ」
ノーブ「はい、ご主人様」
するとノーブは御香を焚き出した。そして、みるみる煙が部屋を覆った。
と思ったらすぐに引いていった。
エルフ「何をしたんだ?」
イオル「結界だ」
バンバ「その通り、こいつは結界を張る天才だ。男のように育ててきた」
エルフ「じゃあ女なのか?てっきり男かと思ってたぜ」
ノーブ「あ、ありがとうございます」
エミリー「なんで感謝してるの?」
アクア「この子は自分が男だって思ってるのよ。というか男になりたがってるって感じね」
ノーブ「それではお話をどうぞ」
サンデス「我々七魔人のうち、私達二人は比較的知らない方だ」
イオル「なんだと」
アクア「これから話すことは知ってる可能性があるけどよく聞きなよ」

続く

今日の戯言
『あいつは結構強い…前に月の満ち欠けはあいつが原因だと聞いた…本気になれば俺なんか全然なのかもしれないな…だけどそれがいいんじゃないか、それを目指しているんじゃないか…だけど、あいつを相手にするとなかなか本気が出せないんだよなぁ…あいつ結構武器持ってるしな…特に俺に利く…ってか何を言ってるんだ…しかしなぁ…俺はあいつを倒せるのか?』

以上!
フロ「何やってるんですか?アルさん」
アル「お、お前いつの間に!」
フロ「仕返し成功」
アル「意味不明だ…ってかなんでこの今日の戯言コーナーは俺達ばっかりなんだ?」
フロ「そ、それはぁ(言えないよぉ…作者さんを拉致って、脅迫して、アルさんと2人っきりのコーナーにしてくれたことは絶対に、いえない…)」
アル「ん?どうしたんだ?…そうだ作者は今どうしてるんだ?」
フロ「さ、さぁ…書斎にでもいるんじゃないですか?」
アル「相変わらず忙しそうだな、あっちでもこっちでも…(いえぬ、絶対にいえぬぞ『気分は雨時々曇り後晴れ』と同じで2人の作者で行っている事は!)」
作者「おや?これはこれは…フロウトさんにアルハルドさん」
フロ「な、なんでここに…?」
作者「へ?」
続く

以上!!