（続き）

阿那雲須「これはどういう展開なんでしょうか？」
甲斐雪舎「上の方は問題ないですね。下の方、二つに分かれていて、下でその二つはつながっていたわけです。
一見、ループになっていて、どちらからでも塗れそうに見えますが、実は、左側の方は、つながってはいるが通れないというトラップだったわけですね。不思議ちゃんは左から入ったので通れないことが先に分り、PJO9000さんは、右側から入って、下の細い通路を通るより、左上から通った方がいいと判断して一旦戻ったものの通れず、もう一回右側へ回るという２度手間になってしまいました。右か左かどちらを先に通るかで明暗が分かれました」
阿那雲須「いま、対戦者のこめんとが入りました。
不思議ちゃん“上からは絶対は入れないんだよね～～”
PJO9000さん“うううううううううううううう　そこで手まどいました”
おっしゃるとおりのようですね」
阿那雲須「さて、不思議ちゃんの４連勝を受けての第５戦、１３１マス、01:06:50、中央の部屋から上へも左へも細い道が続いています。左側は一度視野から消えたあと上の方でまた視野の中へ入ってきてますから、相当に長いですね。
さあＧＯ！
　両者、右下の広いところからまずクリア、そのまま上へ戻って来るが、PJO9000さんが少しリード！
　そのまま、右上の細い出っ張りへ向かうが、ここで不思議ちゃんが追い抜いた！
　リードしたまま、一足先に左側の細い通路へ。リード！
　あっ、が、ここでトラップに引っ掛かった。入りなおした。
　その間に、今度はPJO9000さんが追い抜き返した～！！
　不思議ちゃんも迫ってくる。PJO9000さんがほんの４～５マス分リード。
　そのまま先の小径へ。
　リードが続く！
　ここにも軽いトラップがあるが両者ともこれにはまったく引っ掛からない。
　どうか、そのまま逃げ切るか！逃げ切るか！不思議ちゃんが追いつくか？
　あ～逃げ切った～～！！
　速度では PJO9000さんがちょっと早かったが、さあスコアはどうか～～？！」
場内アナウンス「
１位　PJO9000さん　12608
２位　不思議ちゃん　12359」
（場内どよめき）
阿那雲須「おおっと～～、PJO9000さん逆転逃げ切りだ～～。これで１つ星を返した。１勝４敗としました～～！」
甲斐雪舎「対戦者のコメントによると、手数は不思議ちゃん136、PJO9000さん134。速度でも手数でも優ってますから、完全な勝ちですね。結局右上ではPJO9000さんがつまづき、左下では不思議ちゃんが躓いたけれど、不思議ちゃんのつまづきの方が大きかったということですね」
阿那雲須「さあ、PJO9000さんの１勝４敗で迎えた、第６試合、113マス00:57:00 のスピード面です。上下に細長い部分から右に付きだした小部屋に立っています。上か下か悩ましいところですね。さあ、ＧＯ！
　PJO9000さんは上へ向かった。
　不思議ちゃんは、どっちだ？
　おや？
　進んでいませんね。これはどうしたことでしょう。
　PJO9000さん、上をクリヤして、下へ移りました。順調に塗っていきます。不思議ちゃんは、……最初から１手動いたところで止まっています。
　PJO9000さん、順調にクリア！！
　不思議ちゃん、結局１手動いただけで時間切れ終了。」
場内アナウンス「
１位　PJO9000さん　10401
２位　不思議ちゃん　3」
阿那雲須「これはどうしたんでしょうか？」
甲斐雪舎「対戦者のコメントが入りました。
不思議ちゃん“下へ行こう行こうと勝手に動いてしまう”
“下向きのキーを誰かがずっと押している”
キーボード固まり病のようですね。」
阿那雲須「さあ、対戦続行できるのでしょうか？
ちょっと手間取ってますが、あ、“復旧”といってますね。
不思議ちゃんのアクシデントで、PJO9000さんの２勝４敗となって、第７ゲームです。
左右につながる細い道の中央にいます。右も左も複雑狭い道が続きます。さぁ右か左か？　ＧＯ！
不思議ちゃんは右へ、PJO9000さんは左へと別れた。
PJO9000さん、順調に塗っていく、不思議ちゃんは、……また止まってますね。
“やっぱり同じだ～～”と言ってます。
PJO9000さんは、長い道のりを引き返してきた。右側へ入る。順調に塗っていく。しかし、時間制限が厳しい。間に合うか？あとちょっとだ。ああっタイムアップだ～～！！」
場内アナウンス「
１位　PJO9000さん　160
２位　不思議ちゃん　9」