小説らしきもの part2

自作小説


サークルに投稿したやつです。

word から転送したので字体が変かもです。lllorzlll

暇な方はぜひ見ていってください。










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こんな世界、大キライ。

 

だから、私が生きる意味なんて無いよね。

 

だって嫌いなんだもん。

 

理由はそれだけ。

 

どうしてだめなの?

 

私にはそれがわからない。

 

自分の命なんだから、自分の好きにきまってる!

 

言論思想は自由なはず!

 

私の意志を曲げる権利はだれにもないんだから。

 

私は好きなようにやりたいの。

 

生まれてくる事なんて、私は望んでいなかったんだよ。

 

ごめん、何言ってるの?

 

わかんないよ。

 

生きるだなんてバッカみたい!

 

それ、本気で言ってるの?

 

!笑える!!!

 

……ごめんごめん。でもね、私、あなたの言うことなんて聞か

ないんだから!

 

何言ったって、ムダなんだから!

 

私はこの穢れた世界から消え去るの。

 

そんなに言うなら答えてみてよ。生きていたからってなににな

るの?

 

ほら、ほら!答えられないじゃない!!!

 

所詮そんなものなんだから!

 

言いたいことはそれだけ?じゃあ私は行くからね。

 

一秒でも早く、向こう側に行きたいの!

 

じゃあね!


 

私は高い高い塔の鉄筋コンクリートを思いっきり前へ蹴った。

 

一瞬の無重力。

 

次には地球に引っ張られる!

 

背中が風を押す。

 

私、空を飛んでいるんだ!

 

すごくすごく、気持ちがいい!!!

 

私の体はおちていく!

 

見上げた深い空が、濁った瞳に綺麗に映った。

 

その空が、あまりにきれいで…

 

 !

 

…っ!?

 

目から雫が流れた。

 

どうして? なんで?なんで今、私…。

 

清らかな風が、熱い涙をぬぐってくれる。

 

瞳に映る青空と、頬を撫でていく優しい風、落ちてゆく身体を

照らす暖かい太陽。


 

どうして気付かなかったんだろう。

 

こんなに好きだったのに。

 

ここから去ることが悲しくて、涙が出ると言うのに。

 

なんで気づこうとしなかったんだろう…?

 

どうして、全て終わってしまった後で後悔するのだろう。

 

地面が近くなってきたのがわかる。

 

もっと早く気付けていればよかった。

  

 

私は、この世界が大好きだった…!

 


  

アスファルトに叩きつけられる。

 

自分のつぶれた音が遠くから聞こえた。




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字体がぁぁ!!!