小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第13話『ツォークの光』
前編

ドランバの神殿に行く事に決まった
エルフ｢全くもって、進歩がない…な｣
イオル｢そうか?確かに…そんな気もするが…｣
エルフ｢確か、何の旅だっけ?…｣
イオル｢それは私の記憶を取り戻すための旅だろう｣
エルフ｢そうか…でも、それだけじゃなくなって来てる気がする…｣
イオル｢どういうことだ?｣
アルバ｢おっと、見えてきたぞ。皆起きろ｣
エミリー｢コレが…ドランバの神殿かぁ、意外に大きいのね｣
カンナ｢当ったり前よ!｣
エルフ｢神殿って言うくらいだもんな｣
カンナ｢よ、良く分かってるじゃない｣
サンデス｢はっはっは｣
カンナ｢サンデスのおじさん、何がおかしいの?｣
サンデス｢結構仲良いじゃないか｣
カンナ｢そんな事ありません!｣
エルフ｢そうだそうだ、俺に水をぶっ掛けるぐらいなんだからな｣
カンナ｢もう一発お見舞いしてやろうか?｣
エルフ｢すまんすまん｣
アルバ｢着いたぞ｣
門番｢ココから先は、特別な許可がなくては入れない!｣
サンデス｢それは七魔人とて例外ではないのか?｣
門番｢はっ!貴方は、七魔人のサンデスさんじゃありませんか!どうぞ御通りください!｣
サンデス｢ありがとう｣
??｢待ちな｣
サンデス｢何者?!｣
??｢わしゃ、ココの警備の指揮官だ。名はジバルト。何をしに来たかを教えてもらおう。｣
イオル｢伝説の解明だ｣
ジバルト｢ふーははははは、イオルか、こんなところで会うとは、ってことはアメリも一緒なのか?｣
イオル｢今は一緒ではない｣
ジバルト｢そうか、ってことはエルフと一緒か｣
エルフ｢俺を知っているのか?｣
ジバルト｢こんなに大きくなったのか｣
エミリー｢この声…お父さん!｣
エルフ｢何っ!?｣
ジバルト｢おぉ娘よいたのか｣
エミリー｢ど、どうしてこんなところに｣
ジバルト｢さぁな｣
エミリー｢死んでると思ってた…｣
ジバルト｢あぁ、もしかしたら死んでたかもな｣
エルフ｢やっぱり…何か変だ｣
ジバルト｢どうかしたか?｣
エルフ｢早く中に!｣
ジバルト｢分かった、あけろ｣
ｳｨｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾊﾞﾀﾝ
そして、我々は中に入った
エルフ｢…こっちだ｣
イオル｢なぜ分かるんだ?｣
エルフ｢なんとなく…知っている…本能が｣
そしてある部屋と呼べるような空間に入っていく
イオル｢ココなのか…?｣
エルフ｢分からない｣
アルバ｢文字か?｣
エルフ｢ツォーク文字だね｣
エミリー｢そんなの読める奴いるの?｣
サンデス｢ツォーク文字なら読めるが順序がばらばらだ、どうやら古代ツォーク文字のようだ｣
カンナ｢そんなの読めるわけないじゃないの!!｣
フロ｢そうですね…｣
アル｢全くだ…｣
ジバルト｢…古代文字…｣
エルフ｢母さんは言ってた、古代ツォーク文字は歌だと｣
イオル｢歌…?｣
カンナ｢まさか、音の魔人なの!?｣
??｢音の魔人は私よ｣
エルフ｢ポートリソン…｣
ポート｢あんた、自分が誰だか分かってるの?｣
エルフ｢…古代ツォーク文字は歌であり希望の光である。｣
ポート｢ほぉ…やっぱり分かってないみたいだけど…｣
エルフ｢そしてココにあるのは、Der Mensch liegt in größter Not!　人間は大きな苦悩に閉ざされている!　だ｣
カンナ｢なんで読めるのよ!｣
エルフ｢…光よ我が命により、集まりたまえ!｣
イオル｢まさか…?!｣

続く

今日の戯言
『むむむぅむおおおおむぅ…(しゃべれない…)』

以上!
作者A｢おい、大丈夫か?｣
作者B｢あぁ、大丈夫だ、ありがとう｣
アル｢一体誰にやられたんだ?｣
フロ(ど、どうしよう…)
作者B｢ちょっとインスピレーションがわかないんで、ふざけてたら、こうなっちゃって…えへへへへ｣
アル｢そうか、それは…｣
フロ｢よかったぁ心配しちゃいましたよぉ(ごめんね…作者さん)｣
作者B｢すいませんお騒がせして(何、気にしてませんよ。)｣
作者A｢いやー本当驚きましたよー｣
続く
以上!!