無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

新小説第13話前編

自作小説

新小説プロジェクト(?)第1作品『気分は雨時々曇り後晴れ―非日常の世迷言―』
第13話『西ニ浮ブ城』
前編

東に沈む城は落としたと言ってもいいね。
とにかく任務は一つ出来たんだ、ラッキーにもすぐにね。
満「そろそろかな」
零「そうだね、少し慎重に歩むんだね」
海晴「ここから一体何が起きるんですか?」
満「トラップ花火」
ルシファー「というと、爆発するんですか?一歩踏み外せば」
零「ちょっと違うよ」
蜜葉「どうせロケット花火か何かが飛んでくるんだろ」
満「それはどうかな…来たよ」
すると、沢山の炎の矢が飛んで来た。
満「何もしなくていい、何かしたら敵だと思われる」
蜜葉「わかったよ」
サタナス「すすすすす、すみません、一本叩き落としてしまいました…」
零「何やってんのよあんた!!」
すると、男が空から落ちてきた。
そう、そいつが、西城家の長男、西城 充(さいじょう みつる)だった。
充「…あ、やっぱりアンタか」
満「なぜ分かった?」
充「この道通るの今じゃあんたらだけだよ」
零「な、何ですって!?じゃあなんでまだトラップが…?」
充「それは忘れてただけですよ、姉さん」
蜜葉「姉さん?」
零「そう、弟、実は私は西城家の者だったのよ」
充「どうぞ、我が屋へ魔人の方々もどうぞ」
とにもかくにも家へ入った。
海晴「ひ、広いですね…」
満「実はな」
充「言わなくても分かりますよ、そちらの魔王さん方は魔界の修正、そちらの方達は世の中心の救済でしょうかね。」
ルシファー「さようでございます」
蜜葉「同じく」
満「はぁ…さっさとさ、お前も彼女を作れよ」
充「そんなに軽くありませんから貴方と違って」
満「何?」
充「だってそうでしょうが!!」
満「俺はいたって本気だ!」
充「そうですか…って姉さん何勝手に人のもんあさってんの!」
零「あ、これアンタのだったの」
充「お、俺のぉ大事なのどアメ型力回復玉の型!!」
零「あら、そう。いやチョコかと思ってたの」
充「板チョコなら姉さんの部屋にあるよたっぷりと」
零「そう、ありがと」
充「食べ過ぎないでね」
すると、ポイッと型を投げた。
充「あっ…」
そして、地面に落ちる瞬間に二本の腕が受け止める
サタナス「あ、あの、コレ、大切なものなんでしょ?」
充「ありがとうございます!サタナスさん!!いやぁサタナスさんってこうやって見ると美しいですよね。優しいし。」
サタナス「そ、そんなぁ…嬉しい…ポッ」
フィンド「おやおや、充君、積極的だねぇ」
充「そ、そんな事ありませんよ、可愛いからって何でも許されるわけじゃありませんよ」
フィンド「あら、可愛いだなんて」
蜜葉「はぁ…」
海晴「全くですね」
サターナ「…」
グリオ「ルシファー様」
充「それじゃ、本題と行きますか?」
ルシファー「そうしましょう」
満「うむ…」

続く

今日の名言
『自分を問うた所で、自分という答しかないのは分かっている事じゃ、ただ我等は、何処から問うと自分という答がでるかを知らん、我等はそれを追っているのじゃ。』

以上!