日本の法律では、絞首刑のあと、医師が死んだかどうかを聴診器でたしかめ心臓が止まったことを確認してから更に5分たって縄を解くことになっています。
もしこれでも息を吹き返したら、法律的には再死刑は行わないはずですが、そのような実例があるのかどうか、法務省は発表していないので、判りません。

しかし、外国には実例があります。
アラブでの話ですが、ある男が公開で絞首刑に処せられたのです。
そして、刑の執行後、20分たって縄を外したら、その男は息を吹き返してしまったのだそうです。
イスラム教の法律では一度刑を執行された者は再執行されないので、その男は放免されたそうです。