無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

小説第17話後編

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
第17話『融合離別』
後編

デマイズ「…それでは僕の答えを教えよう…」
「言ってみよ」
デマイズ「死ぬ前に、一仕事する…そのためには神、あんたの力も必要だ」
「なるほど…そうか…どうやらもう一つ、この世界崩壊への因子があるということか」
デマイズ「その通りだ…そしてそいつを吸収することで僕は死ぬかもしれないが…それしか大切な人たちを守れないと思う…」
エミリー「やだよぉ…エルフを失うのはやだよ…」
デマイズ「…あーあ、ったく、やりづらいったらありゃしねぇじゃねぇか!」
イオル「エルフ?」
デマイズ「何も俺はいなくなるわけじゃねえって、少しの間離れるだけさ、それすら嫌ならついて来るのか?」
エミリー「うん!」
デマイズ「無理だろ、宇宙だぞ宇宙!!」
エミリー「それでも…エルフの隣に居れるなら」
デマイズ「それに言った筈だ、もう俺はエルフじゃなくてデマイズだって」
エミリー「でも…あなたは私の知ってるエルフもいるし、知らないエルフも持ってる…そうでしょ?」
デマイズ「どうして、俺は孤独でいちゃいけないんだよ…いつだってそうだった…」
アルバ「…どういうことだ?」
デマイズ「なんでもない…忘れてくれ…」
「…では、また、グランパシファールにて。」
デマイズは天涯孤独ではなかった、むしろ孤独で居たかったらしい、どうやら過去に何かあるみたいだ…
予定をはるかに省いて、この小説は突っ走っていくのでした。

第17話
~完~

以上!
アル「戯言なしかよ…なんだかシリアスに向かいつつあるみたいだな…」
べべ「いえ、面倒だっただけです」
アル「そんなんでいいのかよ!!」
続く?
以上!!