インドの航空ショーエアロ２００９でインド初の有人宇宙船のコンセプトを発表した。

公開された宇宙船のコンセプトはソユーズ型宇宙船に似た３０００ｋｇの３人乗りで、

宇宙空間に最大７日間滞在でき、ランデブーやドッキングも可能だとしている。

打ち上げにはＧＳＬＶと言うインドで開発されたロケットの改良版を投入予定で、

打ち上げは２０１５年を予定している。

ＧＳＬＶとはＰＳＬＶと言うロケットの改良型で、有人飛行の経験こそ無いものの、

価格の安さと安定性を誇り、インドだけでなくドイツ、韓国、ベルギー、インドネシア、

アルゼンチン、イタリア等の国の衛星打ち上げの実績を持っている。

有人飛行が成功したら、次は中国よりも早く月に行くと息巻いている。

予算はまだ正式に認可されていないが、既に８３４億円も開発費を捻出したとの事で、

ロシアとの技術提携をしていると考えると、中国の「神船」と同等の１２００億程で

完成するだろうと予想される。

なんだか最近インドが羽振りがいいのか、ロケットだけでなく軍事予算も大幅に

増えていて、パキスタンや中国を牽制しているような気がする。

別に中国よりも先に月に行くとか、冷戦時代の米ソのようなこと言わないで、

仲良く月に行ってもらいたいと思うのだが・・・


ＵＲＬ
http://www.sorae.jp/030699/2834.html

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