場面が少し飛び、
私はどうやって電車から降りたのか、山の中に立っていた。
そこにジャンガリアンが蝉を齧りつつ走ってきたが、
そんなことお構いなしに歩き始める。
見て見て、と言わんばかりだが、私は虫が嫌いなのだ。
しかも蝉は上から４番目くらいに。

蝉を齧り終わったら、今度はカマキリと戯れているようだ。
まったく、根っからのハムスターになったものだ。別にいいけど。

そのうち、ハムスターが何か持ってきたので手のひらを差し出すと、
白くて長細いような５ミリほどの物体、１センチほどの三角の木の葉の欠片、
植物のような、紐のような８ミリほどの何かを乗せられた。

少しの間見ていたが、
白い物体が蝉の身体から出てきたものだったりすると嫌なので、
その場に置いてまた歩き始めた。
三角の木の葉は、もぞもぞと動いていたような気がした。
もしかしたらコノハチョウの仲間だったのかもしれない、
と思いながら、付いてくるハムスターと共に歩いていた。


場面が代わり、自宅に着いたようだ。
何故か玄関ホールにいた、友人らしき男女に
ホテルの鍵のような、細い四角柱に、
部屋番号が印字してあるキーホルダーの付いた鍵を渡され、ドアを開けた。
部屋番号は見ていないが、右の突き当たりの部屋だ。

部屋に入ると玄関はなく、靴を脱いだ記憶はないが気付くと靴下で、
スリッパが隠されるように置いてあり、履こうとしたが
まだ値札が外されていなかったので左右のスリッパが離れなくて諦めた。
どうやら引っ越して間もないようだ。
それとも面倒で何もしていないのか…

取り敢えず手を洗おうと、バスルームだろうと睨んだドアに手を掛け押し開けると、
先程会った女友達がシャワーを浴びているようだった。
「悪い」と言いながら洗面台を見ると石鹸がなかったので、
洗面所は他にあるのか、と思い、玄関から入ってすぐ右手を見てみた。

すると、そこにも洗面台はあったが石鹸はなかったので、
ベッドの近くかな、と思いつつ、面倒だったのでそこで水で手を洗うことにした。

そういえば、この自宅の場面になってから、私は何故か男になっていた。
それでも、手にハムスターを乗せて部屋に入ったのだが…
気が付くと何処にもいない。

何処に行ってしまったんだろうと思いながら、
何故かベッドではなく、その辺で寝ようとしていたら目が覚めた。

--------------------------------------------------------------------
起きてから、気が付いたら携帯に上の文章を打ち込んでました。
結構時間掛かったような気がします。
夢日記も面白いかもしれない、と思った今日この頃。
今回の内容は面白くないですけれどねー