kan

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徒然なるままに
ひぐらしPCにむかいて
心にうかびゆくよしなしごとを
綴ってます。

それぞれの人生

日記

命の重みは誰しも変わらないって言いますよね。
そういってると綺麗だけど
はたしてどうなんだろうと・・・
(ごめんなさいバチあたり)

例えばよっぽど悟ってない限り
人の死には涙するし
ペットや動物の死にも胸を痛める。
では昆虫は?植物は?

いや人間でもどうなんだろう?
障害を持つ小学生の子供がいる主婦。
変わってやりたいと泣く年老いた両親の叫びは
絶対に嘘偽りのない声・・・

変われるはずもないし
変わってもらえて彼女が心おきなく生活できもしない。
でもなんて無情なんだろう。

自ら絶たれる命も少なくない現代。
突然に消えた命がどれだけの涙を生み
どれだけの人生の方向性を変えようとしているのか・・・

94歳のばあちゃんは
たくさんの喜びや悲しみを生きてきて
今はその大半を記憶の海の底深くに消し去って
毎日を過ごしている。
長い道のりを歩き続けて足は重く痛んでも
道はまだ続いている。
子供達に先立たれ
どれ程の涙を流し変わってやりたいと願っただろう。

それでも生きるのがばあちゃんにあたえられた人生。
どんなに心残りがあろうとも
この世を去らねばならないのが彼女の人生。





  • あっきー

    あっきー

    2010/07/03 23:35:19

    永遠の別れには 数多く接していても 決して慣れる事は無く
    行かないで・・・・と願っても 戻ってきて・・・・と願っても決してかなえられる事も無く
    虚しさと現実を受け入れるしか 選択肢が無いということに ただただ打ちのめされてしまいます。。。
    生命に課せられた罰なのか・・・・
    それならばいっそのこと 感情というバカモノが 芽生えなければ良かったのか・・・
    考えている内に時は過ぎ 生活は繰り返され することをするしか無いのですね
    残されたご家族の悲しみが薄れることは無いでしょうが、希望の光が消えない事を願います。