【日々、人生の四季を往く】

ぽふ、

昔々、初期の頃、手さぐりで詩を書いていました。
ポエムっぽくしたり、それを元に歌を作ったり。
こちらも遡って、ご覧いただけたらと思っています。
    *       *       *
最近では、ニコットおみくじに思うことを書いています。

「流れ者」

小説/詩

傷つけあうのには もう疲れたから
僕は この街から出ていくよ

君は まだ この街にのこるといい
君を必要としている人がいるから

どこへでも好きなように
生きていたいと思うから

スーツケースひとつだけで
この世の終わりを みてみたいんだ

誰に看取られることもなく
僕は 僕自身の胸に
この世の終わりを感じたいんだ

君は もう僕のことなんか忘れて
君を取り巻く人の中で
自由に泳ぎまわっていればいい

それが たぶん
君らしい 君なのだから

僕はもう 出ていくよ
別れは どうしたって つらいから

すぐ風化していくだろう
はじめから いなかったかのように

君は どうして泣くんだろう
涙なんか流れやしない
僕に涙は 要らないから

これから見る景色には
君の影が ひそんでて
きっと僕を しめつける

それでも行くよ 僕らしくあるために


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