芸能界のペットの　健康診断番組を見た。

浅田美代子の　ペット犬。

飼い主に虐待されて　捨てられて、
管理局に　保護されたらしい。

その　施設にいる時の写真を見て、
思わず　涙が出てしまった。(T_T)

部屋の隅っこで　まるで汚れたゴミのような格好で、
うつむいて座っていた。

毛は汚れ　人間にも　自分にも諦めた姿。
一枚の写真が　何故か涙をさそう。

幸運にも　優しい彼女に引き取られたが、
最初は　目も合わせず、陰に隠れて出て来なかったらしい。

仕方なく　餌を置いて　彼女はそこから離れると、
ササッと来て、ガツガツ食べ　すぐ隠れたそうである。

お腹には　何か固いもので縛られた跡が　クッキリ。
おまけに　前歯の右半分が無い。

恐らく　思いっ切り　殴られたか・蹴られたか…
犬歯がないのだから、相当な力だったと思う。
５ｋｇ　そこそこ位しかない　小さな犬なのに…

犬は　飼い主だけを見つめ、飼い主の為に
一生懸命　尽くす。
その　飼い主に虐待されたものは、
どう　生きればいいのだろう…

彼女は　この犬の心を癒すには、　
決して　怒らないでおこう！と　決めたそうである。

そして　何事も　大げさに誉め続けた。

そんなある日　彼女が仕事から帰って来た時、
その犬が　玄関まで　迎えに来てくれた。

ワンコの心の中で　何かがふっ切れたのだろう。

それからは　普通の飼い主と　愛犬の姿になっているらしい。

この犬は　まだ幸せかもしれない。
動物虐待や　年間殺処分されるペットたちの数を見れば、
人として　まだまだ未成熟な輩が　大手を振って生きている。

児童虐待のニュースを見ても、同じことを感じる。

親に　これでもかと　虐待されて　死んでゆく。
この子は　いったい　何のために生まれてきたのだろう…って。

子供もペットも　親を選べない。
そんなアホな親に　巡り合ってしまったのが不運！
で、済ませては　絶対いけない。

罰を強くしても、それは　起こってしまった後。
未然に防ぐ方法を　何か真剣に考えなくては…

って　偉そうなことを書いたけど、本当に思ってます。