☆カフェオレ
ある女性が、とある会社に採用された。彼女の初めての仕事は、コーヒーの買い出しだった。初日が肝心、うまくやらなきゃとやる気満々に、大きな魔法瓶をひっつかみ、近くのコーヒーショップへと急いだ。
魔法瓶を持ちあげると、コーヒーショップの店員がすぐさま注文を取りにやってきた。そして、彼女は尋ねた。「これに6杯分のコーヒーは入るかしら?」
店員は魔法瓶をみて、2、3秒ためらってから答えた。「ええ、6杯くらいは入ると思います」
「ああ、よかった!」彼女は、ホッとため息をついた。「じゃあ、レギュラー2杯、ブラック2杯、それからデカフェ2杯を入れてくださーい!」