どのような方を美人というのかは問題があるのでしょうが、面白い実験がありました。

シンガーという心理学者はあることを調査するために実験をしました。

実験は女子学生の写真１９２枚を集めて、４０人の大学教授にそれぞれの学生の魅力についての評価をしてもらうというものです。
その結果、美人であるという評価をうけた女子学生ほど、学業の成績も良いということが判明しました。つまり、教授たちの人気が高い女子学生はいい成績だったわけです。

しかし、ちょっと考えるとおかしなことに気づかれると思います。つまり、容姿と知能が関係あるとは考えにくいことです。

ところが、ここにはカラクリがあったわけです。つまり、教授たちは人気の高い女子学生（美人）に「えこひいき」していたということでした。

「人間顔ではなく、やっぱり性格です」と言われますが、本音はこういうことなんですよね。

※参考
シンメトリー（左右対称）が美しく見えるというのは有名なお話しですが、人の顔にも当てはまることだそうです。