遠藤周作『灯のうるむ頃』
しんみりとした話でした。
うだつの上がらない医師、浪人中の息子。
でも彼らは人として誠実に、
生き方に悩みながらも正しく、美しくありたいと行動する庶民でした。
それが庶民の悲哀なのかもしれません。
対極に位置する、エリート医師、金持ちのどら息子の受験生。
一見、人生の勝者のような彼らの姿が結末にありますが、
読者に、それを勝者と見ることが出来るか?と
作者は問いかけます。
キリスト者を追い続けた遠藤氏の傑作小説と言えましょう。
自分の今までを考えさせられるとともに、これからへの目標ともなる話です。
ご興味のある方、読んで感動してください。
☆☆☆
ぷ〜
2010/08/22 07:57:32
KEIさん、コメありがとう。
小説ではやはり何かで心動かされたいですね。
KEI
2010/08/22 07:55:49
うだつのあがらない・・・姿が、普通でよいのですよ。
小説も傑作である必要ないんです。
ぷ〜
2010/08/20 15:41:16
ねこ社長さん、感動話に辛気くさいはないでしょう・・・。
ねこ社長
2010/08/20 11:45:54
にゃんは
ミステリーがいいにゃん!
辛気くさいのは苦手にゃん!
ぷ〜
2010/08/20 09:52:01
TVでもやったしね。
bonoさん、いい話だよ?
St.bono
2010/08/20 08:58:54
かなり前に読んだ気がするぼの・・・・
良く憶えてないな・・・