「美味しいお魚料理と大塚美術館に行きたい」
と言う義母の希望でダンナと３人淡路島で１泊の小旅行に行ってきました。

大塚美術館の展示方法に圧倒されつつ
作品を堪能し夜は温泉とハモづくしのお料理に舌鼓＾＾
しっかり地ビールとお酒（しっかり持ち込みしたのだ＾＾）も飲んで
満足満足＾＾

そして帰り道に「野島断層保存館」に寄って来ました。
北淡震災記念公園の中に・・・・
と言うか１９９５年１月１７日に起こった阪神淡路大震災を引き起こした活断層を
そのまま保存するためにむき出た活断層の上に屋根をかけて
保存館にした・・・というもの。

その時同じ関西圏京都に住んでいた私はあの時の揺れを覚えてはいるものの
あの恐怖や兵庫の人達の絶望や悲しみ
そこから立ち上がっての今にその時を過去のモノとしてとらえてしまっていた
自分に気が付いて唖然としてしまいました。

風化させてはいけないっていう警鐘はこういう状態のことだったんだなぁと・・・・
４０秒の揺れがどれほどのものだったのか。
考えさされてしまいました。そして見学に来ている人の中にもその時の当事者の方も
いらっしゃってぽつりぽつりとその時の光景を思い出されて話しながら
呟いてられているのを聞いて胸が苦しくなりました。

自然の驚異ってだけで片づけていい問題じゃないよね。
今も世界のどこかで地震や天災によって苦しんでいる人がいる。
国単位としても個人単位としても何ができるのか。
何もできていないんじゃないかと思ったり・・・
忘れない事の次ぎってなんなんだろうね。