kazeまかせ…

はねうま

笑って砕けろ!

滴る…

小説/詩

冷えたボトルに、水滴が浮かぶ


私の皮膚にも、汗が滴る


じんわり、ぽたり・・・


夏は、まだ、ここに


居座って


辺りを暖め続ける


昼夜問わず


何も、考えたくない


いや、考えられない


意識が、遠退いてしまう


ふと、生きてることさえ、


嫌になる


どんよりとした雲が、空を覆う


気持ちも、どんより・・・


何も、進まない


何も、解決しない


タオルで、汗を拭う


時間だけが、どんどん進む


疲労だけが、身体に


蓄積していく・・・


風さえ、吹きはしない


すべてが停滞し


自分が、何者かさえ、見失っている


残暑に押しつぶされそうだ・・・


もう、9月だと言うのに、


#日記広場:小説/詩

  • 竣澪

    竣澪

    2010/09/05 01:25:49

    水筒 1コ、ペットボトル500mℓ 1本 職場に持っていています。
    ペット1本では、全然たりませぬ・・
    もう少し気温下がってくれたら、マシですのにねー・・