「ど～も～、金ボーヤでーす！」
「こんばんは、銀ボーヤでーす！」

「二人合わせて、金銀ブラザーズですよ～！」
「そーですよ～、金銀ブラザーズですよ～！」

「今日、うちに帰ってお風呂場を見たら、広くなってたんですよ～！」
「そりゃ、湯かったね～」

「銭湯ほどもある！って、よく見たら釣堀だったんですよ～！」
「そりゃ、湯かいだね～」

「って！、バカなこと言ってる場合じゃないよ！ねえー！ジーヤ！これ、どー湯ーこと？」
「ねえー！ジーヤ！オイラ達、これじゃ、お風呂に入れないよ！」

「えー？風呂なら、隣の島のニーヤんちで、入れてもらえ？」
「そんなことしたら、行って、帰って、湯冷めしちゃうよ！」

「もー、ドーチル、ドーチュルですよ！」
「ねぇ、金ボーヤ。とりあえず、釣りしてみる？」

「ども～、うきわ持参で来ちゃいました。あ、クマコ、クマオさん、こんばんは」
「おぼれるのは嫌なので、うきわ持参ですよ～。あ、クマチャンズ、こんばんは」

「ねぇ、銀ボー、今のレア魚、知ってる？バニーちゃんだってよ！」
「えっ！そーなの？じゃ、エサは一番高級なもので、釣ってみようっと！」

「自分ちに、いながらにして釣りが出来るなんて、便利になったねぇ」
「そうだね、これでサンマが釣れれば、言うことなしなんだけどねぇ」

「ねぇ、銀ボー、隣の島のニーヤ、バンドやってるって知ってた？」
「え、そうなの？おとなしい顔して、なかなかやるね！」

「あ、キタッ！って、なんだ、黒金魚か…」
「って、金ボーヤ、なんで、座敷わらしの服装してるわけ？」

「あ、これ？この前、黒ガチャで当てたのに、着る機会がなかったから。これ着て
　外を歩くのも恥ずかしいし…」
「え、そう？お似合いだと思うケド…（ププッ）」

「ねぇ、このマイ釣堀にも、釣堀の精って、いるのかな？」
「あの、偉ッそうな人ね。釣れたりしたら、どうする？」

「うーん。絶対、持って帰りたくはないし、売るっていってもなぁ…」
「じゃ、逃がすっきゃないね」


ぶくぶくぶくぶく～

（あ、釣堀の精が現れた！え？、なぜか口をもぐもぐしているぞ！）

「おい、そこの小僧！お前が逃がしたのは、このオウヘイな釣堀の精か？それとも
　このヤサシイ釣堀の精か？」
「えぇっ？ヤサシイ…？」

「正直者のボーズには、このかにパンをやろう！」
「え、あ、ありがとう！あ、人数分もらえます？２つ？あ、ジーヤの分は…、ダメ？」

「では、残りの時間、存分に釣りを楽しめ…」
「って、あの、このかにパン、水にぬれてふやけてるんですけど…」

ぶくぶくぶくぶく～


「…って、なったらどうする？」
「ははは、金ボーヤも、たまにはおもしろいこと言うね～」

「あ、バカなこと言ってたら、ウサギが釣れた…！」
「おぉー、ナイス・バニー！」

「あ、”おめでとー！”って、クマコ、クマオさん、ありがとうございます！」
「仕事とはいえ、クマチャンズ、いちいちありがたいね～！」

「えっ、クマオさん、毎日、実況しに来てくれるんですか？」
「クマコさん、ジーヤが、間違ってバスクリン入れないよう、監視お願いしますね！」

「あ、時間がきちゃった…、まあまあの釣果かなー！」
「釣堀の精が、釣れなかっただけでも、よかったんじゃん？」

「ははは、そうだね～。また、明日も釣ろ～！」
「あ、ジーヤ！月餅をエサに、釣りしちゃだめですよ～！クジラでも、釣るんですか～！」

「あ、もう、９時ら！早く寝ないと！」
「って、金ボーヤ、絶好調だね～！」

#日記広場：ニコット釣り