ヨンナン

アマチュア無線

日記

西暦2000年当りを境目に携帯電話が爆発的に普及し始めて、PHSと携帯が凌ぎを削ったのも懐かしい。
今考えると、移動電話なるものが出来た頃は未だ高額で、連絡手段は固定電話くらいしか主に無かった。
そのような中で、特別な存在だったのがアマチュア無線である。
周波数帯にもよるが、不特定多数の人間が連絡を取り合ったりするのには便利な無線であった。
1990年頃以前、パーソナル無線(ライセンスが不要)が流行ったが、周波数と出力の問題で余り伝搬状態が良くなく普及しなかった。
当然そこで脚光を浴びたのがアマチュア無線であった。
ライセンスと若干の税負担が生ずるが、広域で会話が出来、持ち運びが出来る。当然スキー場などで連絡をしたり、朝夕の通勤時間帯での会話やイベントでの連絡等で役立った。
一時期周波数帯が全部使用中で、利用しずらい時もあったがかなり重宝した。
最近では、携帯電話の普及も手伝ってアマチュア無線人口が減り、周波数帯ががら空きで再び使いやすくなった。
不特定多数の人とお話が出来るのは、ある意味ニコタのチャットと同じ様なものではあるアマチュア無線。
いま一度ブームが来るか推測出来ないが、細々とアマチュア無線を続けている。