お借りして
「厭な小説」 (京極夏彦 祥伝社)読了。
7篇からなる短編集。
共通のキャラクタは居るものの、
それぞれ独立したお話で、
厭な状況がだらだらと語られる。 厭だ。
救いや、解決すらもない。
「厭だ」が多用されるのもどうかと思う。
職業作家ならその言葉を使わずに、
「厭」を表現するべきだろうに。 厭だ。
なにより装丁が厭だ。
目次や頁が見辛いし、挟まって潰れた蚊が、態々印刷してある。
カヴァーは古びた風なのに、
エッヂがキチンとしているところが、益々、厭だ。
「厭な先祖」は、みっしりなのが取分け厭ww
今日明日と、暑くなるそうでいやん。