きいてニコタリーナ

きよ

ちょっと整理したいんだけど

セルフおかえりー

日記

コンビニのスープパスタうめえ。

続き。



見学させてもらう人形教室は夜で、まだだいぶ時間があった。

そのため、秋葉原の天使のすみかを堪能したのち、

私は「もしホントに東京に住むことになったら」で調べた

住むならこのへんかな、の辺りの駅に行ってみることにしたのである。

(この人キモチワルイ!)

どうにか辿りついたそこは、思っていたより大きな駅だった。

でも何時間も東京をうろついていた自分はもう、ふーん、としか思わなかった。

どこに住んだって私は私だしな。とか何この似非悟り。

この頃にはもうけっこう疲れてたのかな……。

駅ナカのコーヒーショップで、胃のためにコーヒーでなく紅茶とケーキで休憩。



で、そろそろ帰宅ラッシュの夕暮れ、人形教室の最寄りの駅に降り立った俺。

路地に分け入り、目的のアパートを探す。

アパート名が建物にはっきり書かれてなかったのでちょっと迷う。

郵便ポストを確認してどうにか見つけた。よく見ると窓際にたくさんの人形パーツが。

が、まだちょっと時間に早かったので、

駅前に戻り、この日の宿となるネカフェの場所を確認することに。

しかし、この駅前の入り組んだ路地は、黄昏時と言うこともあってなんだかちょっと怖い。

もっと大きい街のネカフェにしておくべきだったかなあと後悔するが、

よく考えたら大きい街の方が危ない人の絶対数は多いよね?

で、ネカフェ確認後、再度人形教室さまへ。

女の先生なのは調べてあったのだけど、出迎えてくれたのが

作品やブログから想像していたより若くて可愛い感じの先生だったことに驚く。

なんか、人形作家さんって上品なおばさま系が多いから、

てっきりそんな感じの人だと思い込んでおった。

その先生はどちらかと言うと「おねえさん」て呼びたいかんじ。

生徒さんたちにもとってもフレンドリー。

でもたくましい。Gをティッシュで掴んで捕まえて、

踏んづけてからゴミ箱に平然とポイする人。

なんかテンパってしまって、(別にGの捕獲が見事過ぎたせいではない)

今日行った人形展でお人形を見ましたと伝えそびれる。

ついでに今自分でもお人形作ろうとしてることも話の流れで言い出せず。ヘタレめ。

で、教室と言う名のアパートの一室に通され、端の方の椅子に座って見学。

なんかこの日は、固定ポーズ人形作ってる人の方が多くて、

ごめんね参考にならないねと先生は仰ったけど、

粘土の扱い方ひとつ取ってもベテランの生徒さんは私と全然違って興味深かった。

お人形のお顔もお手手も繊細。

そっかー私やっぱガサツだったのねと気づいて反省。

で、以前の教室展の写真を見せていただいたり、

こんな本を見ると人形作りの参考になるよと勧めてもらったり、

皆さんの楽しいお喋りを拝聴したり。(この時間が圧倒的に多い)

そうだ、私、今までクロスボディのお人形にほとんど興味なかったんだけど、

別の先生がかつて作ったと言う抱き人形を見せてもらって開眼。

可愛いじゃないか。片手で持てるくらいちっちゃくて、仔猫みたいなサイズ。

抱き心地が素敵。いつか作ってみたいかも。

(でも私、手に入れたり完成しちゃうとそこで愛情が終わっちゃうからなあ)

(手に入れる過程が楽しいのです。釣った魚に餌はやりません派)

人形作りはあくまで大人の趣味であって、作家になりたいと言うのは勘違いしてる

とかいうようなことを、話の流れで(私にではない)先生が仰ったのはショックだったけど、

全体的にはとてもいい感じのお教室だと思いました。



で、おいとましたあと、夜道を再び駅前へ。

なんかネカフェのナイトパックが23時からだとか言いやがるから、

近くのカラオケでボカロ曲(当たり前のように入ってるの!さすが東京!)を1時間歌い、

胃の心配をしつつ夕飯は近くのマックで済ませ、ようやく23時。

しかし。眠れん。緊張はまだ解けておらんかったようだ。

あとパソとマンガの山に囲まれてると、寝るタイミングが見つからない。

結局、朝方に15分ばかりうとうとしただけで、(それは寝たと言うのか)

しかし前から読みたかったマンガを読めて大満足でネカフェを後にしたのだった。



あれ、まだ続くのかよ。

  • 夢爺

    夢爺

    2010/09/24 22:11:38

    すごいね
    冒険だよ
    ちょっと前なら考えられないねぇ
    すっげー行動派って感じ
    いやー 人は変われるね
    僕のおかげだよ
    なんつって はっは^^