kazeまかせ…

はねうま

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雨…

小説/詩

昨夜の雨が、


嘘のように、上がって、


晴れている


珍しくまとまった雨だった・・・


ただ家の中で、


ぼんやり雨音に、耳を傾けていた


外からは、車の跳ねあげる


水音が、とぎれとぎれに聞こえる


秋の訪れのような、


残り夏のような、


中途半端な季節・・・


ラジオからは、


動物の種類のタイトルの新曲が、流れてる


このところ、1日に何度も耳にして、


その都度、歌詞が、頭の中をぐるぐる・・・


ちょっと誰かと話したいような気分


雨の真夜中


そんな相手も、居ない・・・


部屋の灯りは、消えている


時計代わりの携帯の時間を


確かめて、


いつしか眠りに落ちていく


昨日のことも、明日のことも、


なにも、考えずに・・・


静かに、静かに、


#日記広場:小説/詩