無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

(後日談)第22話

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』 ―後日談篇―
第22話『That day we were grown』

リリィ「エルフさん、お元気ですか?私はとっても元気ですよ!!アルバさんにもう一度特訓してもらえるようになったのでさらに喜び倍増です!
エルフさんとは短い間でしたが、エルフさんといた日々はとても楽しかったです!!
あ、本当ですよぅ!
エルフさんってやっぱりクールな人ってイメージが消えないんですよ…アルバさんにそれを言うと怒られちゃって…
あと、私のあこがれは、アルバさんとエルフさんなんですよ!
だから向こうでも元気でやっててくださいよ!
あ、聞いてくださいよ!一緒に旅してるポートリソンさんったらひどいんですよ!
『好きな人いるの?』って聞いてきたんで、そりゃもちろんって言ったんですよ!
恋愛対象としてじゃなかったんだけど、ポートリソンさんったらこういうんです!
『それってアルバの事じゃないのかしら?ってか絶対アルバでしょ!』
って…確かに好きだけど…そういう意味じゃないもん…
でもそのせいでちょっと気にしちゃいだしたら…
『別にお似合いだから良いじゃない!おっさんと少女のカップルも』
アルバさんはおっさんじゃないですし…私少女じゃないもの!
それにどこがお似合いなんですか!!
あれ?愚痴になっちゃいましたね!
すみません…恥ずかしい事を言っちゃって…」

ポートリソン「音は宇宙にまでは響かないわ…だから光のあなたは轟く必要性があったのに…ちょっと期待はずれね…
でも、あなたは私達に希望を見せてくれた。
まさしく、あなたはツォークの光そのものだったわ…
でもね、光は元々人の心にあったもの…あなたがいてもいなくても
きっと人々は自分達の心の光に気付けたはず
そして、あなたの中に光と闇があったように…
人々の心にも闇がある。
でも、みんな闇には初めから気付いているようなものよ
そう私は考えてるわ
それはともかく、知ってた?
アルバって好きな人がいるみたいなのよ!
誰だかは教えてくれなかったけど…
とにかく興味があるものが多いからアルバとリリィと一緒に行動してるわ
そっちはどう?誰かと一緒だったりする?」

エルフ「そうかそうか…楽しそうで何よりだと僕は思うよ。
君達3人が仲良くしているところを想像するとちょっと笑いがこぼれそうだ
こっちはこっちで楽しいぜ、地獄での修行…結構これがきつくてさ
でもまぁ、楽しいからいいけど。
また鬼となったときには会いに行きたいものだ
リリィ、君は素直で良い子だ。
そして何より強さを知っている。
そうじゃないかい?
まぁ、肝心の君が気付いてないようだろうけど…
これじゃ知ってるに入らないかな?
ははは
でも、君なら何かが起きても何とかできるんじゃないだろうか?
そして、ポートリソン
君の本当の名を僕は知っているが…どうやら誰にも打ち明けていないんだね
君は元素を操れずともかなりの強さを秘めている。
最強チームなんじゃないかな?
君たち三人は…
それはともかく平和になってよかった。おめでとう、そして」

「ありがとう」

第22話
~完~
以上!