全てのカテゴリーでブログを書くことにしたものだから、避けたいテーマでも書かねばならなくなったのは誤算でした。

たまにエホバの証人が「ものみの党」を持って来るのですが、無神論者である私としては彼等の言う事を適当に聞き流すわけにはいかないのです。
どうして神が半端な世界を作って人間を楽園から追い出し苦しめるのか。
世界が温暖化と石油の枯渇で滅びようとしているのに、神は全く助けようとしない。
だけど神が最初から居なかったとすれば、世界中で起こっている不条理な事件の全てに説明がつくのではないでしょうか。
世界を誰も管理していないなら何が起こっても不思議はない。
宗教戦争が実は民族紛争であり、サウジアラビアがテロリストの資金源であっても、首謀者が神罰で死ぬなどという事だけはないのです。
「人間は自分の判断で生きねばならず、それが人生である」と定義します。
ジャンヌ・ダルクは「神の声が聞こえる」と言って百年戦争に参加し捕らえられ裁判で異端とされ火刑の最中、神に助けを求め見殺しにされました。
これは彼女の判断ミスが招いた結果ではないでしょうか。
神やら天使の声を気のせいとして片付けておけば、悪魔崇拝の異端者扱いで火刑という結末は避けられたでしょう。
ジャンヌ・ダルクは神を盲信するあまり、少ない戦力で戦いを挑み敗れ捕らえられた。
彼女が無神論者であれば、歴史には登場しないでしょうがもっと長生きできたのです。