小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』　―後日談篇―
第23話『Hope that the human race』

ブロル「時間は戻らない…
俺は思うんだ、時間が伝説が作られる前まで戻ったとして
そんな世界に未来は存在するのだろうかと
そんな未来に希望があるのだろうかと
伝説のおかげで俺たちは巡り会えた
人々も分かり合うために今手を取り合っている
そう、伝説のおかげで俺たち人間に希望ができたんだ。
そう、俺は思うんだ。
今でもテトスとともに旅をしてるぜ。
俺はイオルと共に旅をした経験があるが
あいつとは根本的に何かが違っていたのでな。
とにかくこちらのほうは心配いらない。」

テトス「我関せず、よって話は必要なし」

エルフ「そうかいそうかい…
確かに僕らをめぐり合わせたのは
伝説かもしれないな…
伝説に導かれし者たちは
それを良しとしない…だったっけな…
まぁとにかくだ…
人類に希望ができてよかったと思うよ
それとテトス
お前は冷たいなぁ
少しは何か興味の引くような話を聞かせてくれよ
まぁ、そんなに話してなかったけど…
それでも少しは…
まぁ何はともあれだ
おめでとう、そして」

「ありがとう。」

第23話
～完～

以上!