あわちゃん

イタリア旅行 ヴェンネティア (5)

日記

つづき)

いよいよ、念願のサン・マルコ寺院に向かいました。
ドュカーレ宮殿からサン・マルコ寺院に入場しました。
9世紀に建造されたドゥカーレ宮殿は、当時の共和国の総督の邸宅でもあり、議会の部屋もあり、
政治犯を収容した牢屋も宮殿内にありました。
外の外壁は、ゴシック風アーチで覆われています。
中庭を通って、宮殿に入ります。
入口の階段を上って行くのですが、天井のモザイク画がすばらしい。
さらに大評議場に行くのですが、
世界最大の油絵が議会に使われた部屋の壁面に描かれています。
当時のままの、当時の貴族たちが腰かけたであろう壁際のベンチ式の椅子に座り、
大評議場の周りを見渡し、ティントレット作「天国」を眺めます。
現場に立たないとわからない圧倒的に迫る作品ですね。
縦7m×横20mの作品。25mのプールをイメージすると理解できますかね。
そういえば、評議場の大きさもわかりますね。
控えの間を通り過ぎ、
階段を下りていくと、うすぐらいじめっとした牢屋が同じ建物内にあるんですね。
当時の犯罪者が押し込められていたんですね。
死刑になった犯罪者が刑の執行のためにひきずられていく通路の途中に「ため息橋」
があります。犯罪者が唯一外の世界が見える橋のことなんですね。

(つづく)

  • ひっちゃん

    ひっちゃん

    2010/10/10 08:59:36

    わ~っと、思って読んでいたら

    う~んという感じに、なってきました

    読み終えた感想は、複雑です・・・

  • ♥ひろひろ♥

    ♥ひろひろ♥

    2010/10/10 08:31:01

    何だか天国と地獄みたいですね。

  • riko

    riko

    2010/10/09 23:51:52

    イタリアの死刑廃止って19世紀になってやっと廃止になったんでしたよね、
    17世紀に一度廃止はあったけど、いろいろ犯罪等で、
    続いてたって聞きました、
    イタリアの死刑って絞首刑でしたかな?
    よく覚えてませんが・・・
    同じ建物内に牢屋があるって・・・なんだかなぁーって思います