わたしは特にスポーツはしていません.
長崎市内を歩くと自然に運動してるんじゃないかな？


今は福岡に住んでいる母方の叔母が,
かなり以前に長崎市内に住んでた家は,
市内の小高い山の頂にほど近い斜面に
立ち並ぶ住宅のひとつでした.

お茶の先生をしているので,
客間は10畳くらいの正方形の茶室を兼ねていて,
狭いながらも日本庭園風の庭がありました.
うっそうとした木々が生い茂り,
足下の岩肌には杉苔がびっしり生えた庭でした.


そんな家に至る道は,
細い路地の様な道と階段を延々と登り,
家の手前にある階段に至っては,
傾斜角４５度は優に超えている階段で,

子供の頃のわたしは, 段に手を突きながらやっと
登れるくらいのものでした.
途中でこけたりしたら～命に関わるよーな怪我に
見舞われることは必死です.

叔母は勤めに出てたので,
毎日その階段と坂道を登り降りしてたはずなので…
足腰はそーとー鍛えられてたはずです.


長崎に古くから住まわれているお年寄り達は,
そういう不便な場所に住まわっているので,
足腰のしっかりした方も多いのですが.

年に何人かは, 階段を踏み外して,
足を痛めたり, 転げ落ちて怪我をしたりする方もいる様です.


お出かけの前に充分な準備運動が必要な…
アスレチックみたいな街なのです(笑)長崎って,

お年を召した方達にとっては, 日常歩くこともスポーツであり,
街の人々とふれあい, 自然の四季の移り変わりを感じて,
心をリフレッシュする, 大事なレクリエーションなんでしょうね.