（つづき）

いよいよ、ヴェネティア観光の王道の「ゴンドラ」に乗り込みます。
6人乗りで、グルーﾌﾟ分けをして、６艘に分かれました。
まずは、先程触れました宮殿と牢獄を結ぶ「ためいき橋」の下を通ります。
宮殿の運河沿いの壁は一部修理中なんですね。
一般の居住されている建物や商店や個人の邸宅やホテルの中に張り巡らせた小運河の中を静かに「ゴンドリーエ（船頭さん）」が漕いでゆきます。
一部広場があり、迷宮の中に入った観光客の嬌声が聞える場所もありますが、全般的に閑静さを保っています。
小運河を渡すロープに洗濯物がかかっていたり、写真になる光景も見られました。
当然。ﾊﾟチリ。
約１時間程度でしたが、不思議な体験ですね。

降りるときに、チップの帽子？が降り口にあり、一人２ユーロを入れていきました。
当然なんですね、チップは。
ゴンドラの料金は、旅行のコースに含まれているのですが。

そして、少しの自由時間があるのですが、随分歩きましたので疲れています。
港から帰りの船で本土のバス乗り場に戻ります。
別れを惜しみながら、ヴェネティアを後にします。
海上から望む景色は目に焼き付けるように夕暮れのたそがれの中に浮かぶ
寺院群あるいは街並みを見詰めました。

（つづく）