ナポリの美姫 ~謎の美女アンテア~
提出レポート その1 真面目編
1、カポディモンテ美術館について
イタリアの都といえば、ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ヴェネチィア、そしてナポリ。
「ナポリを見てから死ね」といわれるほどの、風光明媚な都市だ。
輝く太陽と、明るい海と、温暖な気候…南イタリアのイメージは、ナポリのイメージでもある。
紀元前にギリシア人が植民都市として、建設したのが始まりだ。
その支配者は、入れ替わりが激しい。
今回、京都にやってきたカポディモンテ美術館は、イタリアを代表する美術館の一つで「山の上」という意味である。
18世紀にナポリを支配していたブルボン家の美術品を飾るために建設された宮殿で、この建物自体がバロック期の優雅な美術品でもある。
2、謎の美女アンテア
ここからはるばる日本にやってきたのは、黒髪の美姫。
画像のアドレスはこれ↓
http://www.kyotodeasobo.com/art/event-img/napoli_antea.jpg
黒髪の美女の正体はわからない。
豊かな黒髪をきっちりとまとめ、まっすぐな強い視線と、凛とした唇のほっそりとした貴婦人は「アンテア」と呼ばれている。
高級娼婦だとも、貴族の若い花嫁だともいわれはっきりとはしない。
有名な絵画だけれど、謎がつきまとっているからミステリアスだ。
贅沢ながらどこか禁欲的な豪華な衣装は、冬の装いだ。
南国ナポリにある絵画なのに、いてつく冬の静かに降り積もる雪のような印象があった。
この美女に会いたいと思ったのは、先月いったオルメカ展でこの美術館展のポスターを見たからだ。
そうか、この美姫が京都に来るのか…。
それじゃ、会いに行かないと。
そして、昨日、実際にあってきた。
実物を前にした感想は…やはり「冬の貴婦人」だなあ。
イスラムの血も流れるナポリの女性だろうに、この凛とした気品はなんなのだろうか。
陽気さや明るさとは無縁な、冬の貴婦人には魅了されると同時に圧倒もされた。
できたら、またナポリの宮殿で、この美姫と会いたい。
明るい南の太陽の下、豪華な宮殿に君臨する、この冬の貴婦人と再会したい。
そう思わせる力のある肖像画だった。
明日はきっと宴会編れぽーとのはず♪
ラト
2010/10/24 20:04:02
だあくさま
たいへん、r凛とした気品のある美女でした。
以前から魅了されてはいたけど、実物にあってさらにね^^
ナポリにも旅行しなくては~って思うようになりましたとも~w
だあく
2010/10/24 17:38:59
凛としたお方でしたね~
背景が黒というのも 引き立っていました^^
たまに そういう黒く塗りつぶした背景に オリジナルの絵が隠れていることも
あるんですよね (。-`ω-)ンー
不思議です・・・
ラト
2010/10/19 19:57:59
カズさま
いい絵が来た時は、見に行ったほうがいいかもですよ^^
やはり、本物は迫力が違います。
ラト
2010/10/19 16:43:35
マッサリーノ♪。さま
今日は予想以上にあれこれ時間をとられて宴会編はおそくになりそうw
ナポリタンはジャパニーズゾールフードなりよw
ラト
2010/10/19 16:41:46
藤娘さま
この方、どことなくアジア系の感じもしますよね~。
細面やから、大正浪漫も似合いそう。
たしか、12月5日まで京都文化博物館で開催中。
お暇なら会いにいってください^^
カズ
2010/10/19 06:23:09
いい絵は惹きつけるものがありますね。
たまには美術館に行っていい絵を見るのもいいかも・・・
でも美術館に入ると疲れを感じるのは僕だけでしょうか?
ラト
2010/10/19 00:28:43
takarinさま
イタリアは、何処もかしこも世界遺産の国。
世界になだたるローマ帝国、犬も歩けば遺跡にあたるという^^;
それでも、今回の美術展は、予想以上やったね。
ロトでも当たれば、ヨーロッパ一周美術館の旅も夢やないけどな~。
ラト
2010/10/19 00:01:19
かおりんさま
印象的な絵画は、自然と圧倒される気がしますね。
作者やモデルの心が迫ってくるような感じです。
このような拙い薀蓄たれの文章で、楽しんでいただけたら嬉しいな~。
機会がありましたら、ぜひご覧になってください^^
マッサリーノ♪。
2010/10/18 23:10:26
宴会編楽しみ~
ナポリタン食べたくなったww
って、イタリア料理じゃないよねww
藤娘
2010/10/18 22:55:22
う~~~ん、お着物も似合いそうな風情ですな~~~(@ ̄¬ ̄@)
どこか日本的な品と凛とした美しさがありますね~~
昭和初期の女優さんのようだ~
ん~~私もみたいな~!
takarin
2010/10/18 22:46:37
ナポリっていうと風光明媚っていうか、あの洗濯物の万国旗がイメージにあって
自然や風景はともかく文化的にはどーなんだ?って思ってましたが、私に認識不足でしたね。
いつか、ベネチアに行けたら、その次はナポリ一緒に行こうね(老後の楽しみか?)
ラト
2010/10/18 22:33:32
アナログさま
確かに、実際にこの女性とあったら、何を話していいやら^^;
絵画だからこそ、じっくりと眺められたような気がしますよw
だから、好きかってな感想もかけるってもんだしね~
ラト
2010/10/18 22:30:32
らてぃあさま
一見、地味に見えてかなり豪華な衣装なんですよ。
さりげなく、ルビーや真珠、高価な手編みレース。
黒テンの襟巻きとか…。
なんとも不思議です。
ラト
2010/10/18 22:23:02
Yureさま
この当時の肖像画のルールにのっとってますけど、なんとも不思議な感じです。
ルネッサンス期の貴人の肖像画は、なんともいえない雰囲気があります。
その中でも、ミステリアスな硬質の魅力は、これが秀逸かも?
残念やけど、これは東京から京都へ回覧してきた展示なんですよ^^;
かおりん
2010/10/18 22:07:36
冬の貴婦人に会えて、その美しさに圧倒された感じが
ブログから伝わって来ます。
ラトさんのブログはとっても勉強になるので
楽しませてもらっています。
私はあまり絵画に興味がなかったのですが、ぜひ実物を見てみたくなりました!
アナログ
2010/10/18 21:59:17
この絵、初めて見たよ^^
凛とした感じがすごいね~~
めんと向かったら緊張してはなせなさそう^^;
らてぃあ
2010/10/18 21:50:44
不思議ですね。
高貴な身分の衣装のようでもないのに気品があって、堂々としてて。
Yure
2010/10/18 20:43:52
美人さん拝んでまいりましたw で、これ・・・ 肖像画ともちょっと違う雰囲気ですね・・・??? なんというか、スナップみたい??? 西洋絵画はうといので、なんとも心もとないところではありますが、こういうものですか?
間近に見てみたい気がします。 東京には来るのかしら・・・(調べに行きますか・・・ ^^;