友だちに「介護関係職は医療関係職か？」と聞かれました。

ということで、ここで整理してみましょう。

☆介護関係職・・・・身体的あるいは精神的に障害のある人たちに介護・もしくは指導を行う職。
または、それをプロデュースしたりする職。「名称独占資格」である。
介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士等の国家資格、訪問介護員（ヘルパー）のような民間資格がある。
介護関係は医療とも密接に関わり、また介護現場での看護師不足から・近年ではごく一部の医療行為を認める動きはあるものの、職場的に・また立場的に考えますと純然たる「医療系」とは言いがたいです。

☆医療関係職・・・・心身に障害のある患者に対し、法的に認められた医療行為を専門的立場から行う職。栄養関係・リハビリ関係以外は「業務独占資格」である。
日本においては、
医師・歯科医師の「医師職」
看護師・薬剤師などの「医療補助者」
はり師、灸師、マッサージ師、柔道整復師の「医業類似行為者」の３種に大別されます。

＜説明＞
●名称独占資格・・・・名称だけ独占できる資格。栄養士・管理栄養士・理学療法士など。

●業務独占資格・・・・名称のみならず、業務も独占できる資格。
医師、歯科医師、はり師、灸師など。
（医師はほとんどの業務を・医療機関で出来る権限があります。よって、他の「業務独占資格」は、医師以外の人には出来ないという意味です。）