風のかなでる旋律に
あなたの香りがした

やさしく差し込んでいる日差しの中に
あなたの香りがした

迷い込んでしまった
いくつもの迷路のなか

抜け出せずに
たたずみ続けた

目をつぶると
あなたの残像がよみがえる

手さぐりで
あなたの香りをつかもうとする

少しだけでも声を聞かせてください
少しだけでも姿を見せてください

もう暗くなってきた迷路の中
彼はそう叫び続けた


恋愛って
苦しいものなのかも・・・？

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