ほんとうのじぶんのありか
「自分の無意識は、自分の内側ではなく、むしろ外側にある。自分に対する他人の言動のなかにある。」(岸田秀)
ドラえもんの「モノモース」を無生物に振り掛けると、ものは意思を持ったように喋りだす。
ほんとうに無生物が喋る訳ではなく、振り掛けた当人の深層意識を無生物に反映させる薬品であるとドラえもんは語る。
「自分の無意識は、自分の内側ではなく、むしろ外側にある。自分に対する他人の言動のなかにある。」(岸田秀)
ドラえもんの「モノモース」を無生物に振り掛けると、ものは意思を持ったように喋りだす。
ほんとうに無生物が喋る訳ではなく、振り掛けた当人の深層意識を無生物に反映させる薬品であるとドラえもんは語る。
プラチカ
2010/10/27 21:17:07
なるほど。登場人物は作者自身の投影ではあるが作者自身ではない。
作品が世に出れば作者の手を離れ、登場人物は読者自身の投影=無意識になる。
とも取れますね。
せろ
2010/10/27 14:39:32
じゃあ富士子富士夫はのびたくんですね。
プラチカ
2010/10/27 12:48:15
ありがとうございます。
下の文章は、ドラえもんがそう説明していたのを思い出して書きました。
ドラえもんそのものがのび太の無意識の生み出した存在であれば面白いですね。
せろ
2010/10/26 22:42:56
コントラストが実にきれいな文章ですね。
何気にファンになりそうです。
ドラえもんのくだりはプラチカさんの言葉でしょ?